夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

「僕らは奇跡でできている」3話 感想

 次回予告でだいたい把握できていたことが起こった3話だったよ

 子供の頃の体を揺らせるのを禁じる教師とか、お子の話を聞かない親とか子供の心を殺す大人の存在、榮倉奈々さん演じる歯医者さんもそっち側なのかな。

で、終盤でそっち側はそっち側で頑張っているんだと余裕のないアピールをしていたけど、こうなると可哀想なのは大人の方だなーって。

 

高橋一生さん演じる先生はお子の落ち度、嘘を責めず、真実も話さず怒られっぱなしで追従って感じだったけど戸惑いながら謝っていたのが本当にうまいなーと、言葉の端々、目の演技、声のトーン、どこも本当にそういう人に見える。

 

徐々に生徒たちにも受け入れられているところに天性の人としての面白さを理解されているのを感じながら、そこを受け入れられない側と受け入れられる側がうまく対比として描かれているけど、ここから何が起こるのかなーって3話じゃまだろくに話は動かないっすね。大嶋さんがいちばんコミュ障なのが可笑しい。

 

おじいちゃんはなにか秘密を抱えているらしいし、語られていない部分がたくさんあるし、この物語も一筋縄に行かない感じがあります。なんだかんだと放映後1日くらいでちゃんと見てる。