家に4000冊くらいの本があるのにーーーー
最近コンスタントに図書館に通っております。
転職で環境が変わるのと時代が変わるのが合わさって、いまリアルの本屋ってどこも似たような売り場なのに加えてどんどん潰れていっているじゃないですか。
どこのでかい本屋も似たような品揃え、ニーズがそうさせるんでしょうけど私の興味がある感じではない。「君たちはどう生きるか」の漫画版の表紙見飽きた。
↑この特集は強引だけど、表紙は最高ですよね。
カズオ・イシグロはいいんだけど著者近影が元上司に似ているから妙にウフフ!って笑っちゃうのよね。好きな上司だったのですが。
その点、図書館は司書のカラーもあるけれど催しがいろいろ変わるし、元々蔵書がちゃんとしたところだったら安定感のある在庫。
読んだ本、持っている本もいっぱいあるけれど、読んでいない本もたくさんある…!
転職して図書館に行きやすくなったのもあるけれど、アフターファイブを邪魔されずに済むのもいい。用事があると言って退勤して図書館でのんびり本を選ぶ。一時的に我が家に大量の本が来る、しかも無料で。というか、私の払っている税金はすべて図書館の本代にまわっていると思っているのであった。リクエストもしているしな!
↑熱いコメントを書いてリクエストを通しました。持っていますけどね。たぶん読みたい人いっぱいいると思って。図書館の蔵書になかったほうがおかしいものね。
リアルの本屋には飽きてきていて、本屋に勧められるよりAmazonが購入履歴から勧めてくるほうが確実になってきた。
ほかでの囲い込みに必死で文具やアニメグッズなどを扱うあまりに本棚の面積が減って面陳できなくなっていたり。アニメイトかよ?って首を傾げるお店とかある…
それだけ本だけでは力が足らないのかな。
まあ、海外の本を選んで読んでいる人なんて地方都市にはそんなにいないかもしれない。王様のブランチで紹介された本を面陳しておけばいいってだんだん思うようになってくるほど、がんばりが報われなかったのかもしれない。
でもだからって、どこも同じものをベストセラーだからって売るだけじゃ、興味のない人は粗いザルからどんどんこぼれていくよね。
そんなやる気のない本屋で本を買うくらいなら、税金ちゃんと払って(もとからちゃんと払っているけど)図書館で本を頻繁に借りて、読んで、利用率のお手伝いをして図書館の繁栄を願うわね。図書館のせいで発行部数が伸びないとかつまんないことを言う大手出版社の偉い人がいるけれど、全国にある図書館の数を考えたらその図書館すべてが同じ本を品揃えたらちょっとした部数になるから大助かり、って言う人もいる。
だから図書館の利用が良くないとは思わない。
そして面白かった本は全力で勧める。本屋が推さないから私は自分のブログで推します。
このブログでシャンナ・スウェンドソンとケン・リュウの本がよく売れているのよね…
売れて当然の面白い作品なのですからね。私の文章なんかほんのきっかけよ…本だけにな!
…それはどうあれ、図書館で借りればいいのにーとか言いながら、入手困難で古書価が上がっていた本をいろいろあたって古書価より随分お安く、定価よりもお安く買えた本もあります。
この人ってこのままコンスタントに出版すればノーベル賞とれるんじゃないかなーって読んでないのに思っているところがある。
そのへんを考えながらじゃなくて、純粋に面白そうだからおうちに置いておきたかったのであった。下巻だけ古書価が爆上がりだった。
古書価が爆上がりというと、こちらも。
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本を出版すれば年末のミステリの賞レースで必ず上位ランクインする作家さんの、デビュー作になるのかな。日本で初めて出版された本ではある。
元の版元が倒産したので絶版状態なんだけど、どこか版権買っていないのかしら。
私はハードカバーで持っていて、他の作品は発売と同時くらいにいつも読んでいるんだけど(最新作の「湖畔荘」も近々読む予定)こちらだけはまだ読んでいないのです。
どこかが再出版する前に読んで売っちゃおうかな…というか、そんなの関係なく読みたい。なんでいままで読んでいなかったのか不思議。
いま「ど」がつくファンタジーを読んでいるので(そういえばゲーム・オブ・スローンズを1stシーズン2話まで見たんだけどなんだあの男子が喜びそうなけしからんポロリだらけは!!びっくりするほどポロリだったわ!)それまでもアメリカが舞台だったしでイギリスが恋しくて仕方がないのであった…