2018年1月4日までの受注生産らしい、ソラリスTシャツを買いました。
ブックフェスティバル限定販売だったので臍を噛んでいたやつ。
昔の私だったら「ニューロマンサー」Tシャツに惹かれたかもしれんが、いまの私はレムがいいのです。

スタニスワフ・レム『ソラリス』 2017年12月 (100分 de 名著)
- 作者: 沼野充義
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: ムック
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NHKにも取り上げられて、ちょっとレムが来ている感じありますしね(チャラい)
ジョージ・オーウェルはね、着ると周りのよくわかんない人が「ともだちTシャツ」と勘違いしそうだなーって思って。
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- 出版社/メーカー: バップ
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最近絵本がバカ売れしたり、カズオ・イシグロがノーベル賞受賞したりと、「持ってる」感ある早川書房さんですが、ちょっとまえに海外SF・ファンタジーの電子書籍セールをされて私のポケットマネーがAmazonへ大量投入されたのが記憶にあたらしいのですが、またセールが来ております。
アガサ・クリスティです!!
既読。面白かったなあ。未だに頭が暇な時にオチを思い出す。
アガサ・クリスティはうちの母がよく読んでいて、幼く無垢な私にネタバレ込みで話を教えてくれていたので、オリエント急行殺人事件など映画化をされたもの中心にすでに犯人やトリックを知っていることが多いのであまり読んだことがなかったのですが、インディアン人形(諸般の事情でいまは兵隊の人形になっている)からのスプラッタ殺人ありの「そして誰もいなくなった」はあらすじは知って怖がらされていたけれど、オチは知らなかったのです。
だから楽しめました。やっぱりね、読んでこそですよ。ネタバレよくない。
で、おそらくクリスティの著作をほぼ全部網羅し、電子書籍化もされている早川書房さんですが(会社で経営されているカフェの名前が「クリスティ」ってだけでどれだけ力を入れているかわかりますわね)今回、年明けまで電子書籍半額のセールをされているそうです。ふとっぱらー
いまそんなにクリスティを読みたい気分でもないし、すでにちょこちょこ購入しているのですが、やっぱり気になりはします。
既読でおすすめは「杉の柩」ですかね。
数年前にガーッと読んだのですが、よく「乙女向けミステリ」と紹介されていますが、まあそんな感じです。ざっくりですよね。いま犯人と、女性の登場人物しか思い出せないもの。
私はトリックがどうのってミステリはあんまり興味が無くて、なぜその犯罪が起こったのか、って背景のほうが気になるのでクリスティもトリック主体より情念とか渦巻いてそうなほうが気になりますの。
この辺がそうかしら(タイトルで判断しているだけです)。「春にして君を離れ」はもう持っていますけれど。
こちらはトリックがある意味なぜその犯罪が起こったのか?って背景になっているところがあるので、お話は好みです。犯人知ってますけどね。昔、「小学3年生」かなんかの雑誌でマンガ化されてそこでもネタバレされたし母親からもネタバレされたし…結構有名なミステリ小説、だいたい母親からネタバレされているなー…ははは。
何冊かはおさえておきたいところです。
ところで。
それもいいけれど。
来月、1月に「櫻井孝宏×早川書房」ってミステリフェアがあるそうですよ、奥さん!
櫻井孝宏さんが演じる槙島聖護が「紙の本を読みなよ…」って言いながらニューロマンサーを読んでいた(んだっけ?あのときの気だるい口調最高だった)ことがきっかけで「紙の本を読みなよフェア」が数年前に開催されたことはあったのですが、今度はご本人が登場です。
クリスティや江戸川乱歩を愛読されているそうで、そのときはフェアの対象本に櫻井孝宏氏の帯がつくそうですよ。
誰得?
私は得だよ!
槙島聖護のときはなんかテンションが上って人生何冊目かの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を買っちゃったしね。経済効果あると思いますよ櫻井孝宏氏。
こんなものまで商品として存在するのか。ひどい殺され方されそうなんですが。
たぶん生まれて初めて買った早川書房さんの本がこちらの旧版。中学生の頃かしら。映画が大好きで原作も買っちゃったというね。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/03/01
- メディア: 文庫
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早川書房さんと深いつながりがある池澤春菜さんならわかるけれどまさかの櫻井孝宏フェアでちょっとびっくりしました。
どんな本を紹介されるのか、楽しみですね!(それにしてもこのダ・ヴィンチの表紙すばらしー…)
追記。
7冊買いましたー