夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ストレンジャー・シングス見てる

ネトフリのオリジナルドラマ、面白そうなので見ています。 

オタクっぽい少年の仲良し4人組のうち一人が正体不明の脅威に襲われ行方不明になり、その翌日に謎の施設から脱走したスキンヘッドの少女がバーガーショップの主人に保護される、というところから始まるのだけれど、時代が80年代でアナログな世界観なので捜索が雑。冷戦時代なのも端々に台詞に出たり。

 

事件に関係がなさ気なのに主人公の一人マイクの姉(美人高校生で成績優秀)とその彼氏(思春期であんまり頭が良くないがお金持ちの息子)がイチャコラするのがやたらと目につくのでホラー映画にありがちのぶっ殺されるやつかと思ったらちょっと事情が違ってきた感じ。お部屋がいいとこの子らしく可愛いけれど思春期の青臭い好奇心で結構馬鹿なことをして親友が迷惑するという感じ。

 

行方不明の少年の母親がウィノナ・ライダーで、スキンヘッドの少女の父親?役にマシュー・モディンとか往年の青春映画などで活躍した人たちが出ているのにも注目。

 

予備知識は殆ど無いしオリジナルドラマなのでなにも知らないで見られるのは嬉しい。先が気になる展開です。

なんで電球なんだろ?

 

いま8話。おもしろいなー

子どもたちが秘密を持つ少女を匿い、大きな組織と対決するために奮起するところ何処かで見たことある、時代背景的にもと思ったらETだった。スティーヴン・キング的な感じもする。

ドラえもんかつETかつバイオハザード感ありでクライマックスは泣けます。

 

作り方もうまくて、署長の喪失感の理由とその救済の描き方がいいし、他の面でもカタルシスは訪れます。最後まで見てよかった。お姉ちゃんのおバカな彼氏にも見どころあったし。実は育ちのいい誠実な子だというのが表現されていて、ステレオタイプのバカじゃなくてよかった。

 

事件の解決の糸口が見つかってこれからってときになにかのトラブルが起こって後伸ばしになる展開が多くてじりじりさせられるのも良かった。うまい。

最後の最後に2ndシーズンへの伏線を残すのうまい…

 

続きも時間のあるときに一気に見よう。

 

 

で、そこまで怖さはなかったはずが、もうこの夜は自室以外出られません…