最後まで見ていると表題の気持ちに行き当たるのであった。
アラブ系の助兵衛のボディガードがバッタバッタと倒されるのを見ると、あんな助兵衛のために命を落とすのが情けなくて情けなくて…
そんな映画じゃない。
が、そう思った。
処女は得だがおバカな小娘を友達に持つと厄介だなって。そらーお父さん心配するわ。
しかしおバカな小娘の末路はその場限りで終わり、爽やかな終わり方をしやがるのであった。
続編もあるのだけどもういいや…強すぎるおとーさんはマジで強くて面白かったけれど、ちょっと前にマスター・キートンでも似たようなモチーフを扱っていてそれを読んでもひどくつらい気持ちがした。女性が海外旅行をすることが軽視されがちだけれど、お父さんの心配は杞憂じゃないんだよねえ。
女性を搾取する組織なんて本当に壊滅されればいいのにね。
そういえばホリー・バランスっていまどうしているんだろう。デビュー作は好きだったなあ。