夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

生まれて初めてR18の同人誌を買った件

非オタの人でも中学生の頃とかに、同級生の人から同人誌を読ませてもらう、読まされるという経験は割りとあるんじゃないかと思う。私の周りにも世代に関係なくそういう人はいて、アニメとか漫画のキャラクター同士のカップリングによるとんでもねーくんずほぐれつを漫画にしたものを読んでハマった人、拒否反応起こした人、いろいろいて、知らないより知ってはいる人が多かった気がする。

私は幼馴染たちが集団でどハマりしていて、面白いからと読まされてびっくりしたクチ。箱入り娘なもので、男性同士がセックスするときにはどうするのかすら知らなかったから「え、そこなの?入るの?え、そういうことするの?」って。セックス描写には一応の耐性があったのだけど、人前で読むとかは気恥ずかしいのが強かったし、あの漫画のあの人とあの人がどうしてこういうことをしているのかもまーーーったく判らなくて拒否反応こそは起こさなかったけれど好みではないというかもとの漫画もさほど好きじゃなかったというのもあったり。

その幼馴染の中に一人だけ神がかって絵の上手い人がいて、集団の中でカリスマ扱いされていたものだけど、その人とは未だに付き合いがある。が、その人はオタクをやや卒業したというか、別ジャンルのオタクとして、同じ世界の人と結婚しちゃったというか。同人誌とか出さないジャンルの。

 

まあそんなこんなで同人誌とは縁遠い生活をしていて、それでもここ十数年で3,4冊は所有してはいる。

アニメーターの人が手掛けた明日のナージャの全年齢向け本(すっごく絵が綺麗)

さらちよみ先生が手掛けた遙か3の銀本(クオリティ高い)

ブラザーズコンフリクトの作者さんが手掛けたブラコン本(つまり公式が作った同人誌)

他にもあったかもしれないけれど把握していない…

 

そんな私が、このたびユーリオンアイスの同人誌をちょいちょいポチっている。最初は全年齢向けの絵柄のかわいい人のを選んでいてそれは予約だったのでまだ届いておらず。4冊くらいはポチったかも。いい時代になったよねー。昔、幼なじみたちはどうやって買っていたんだろう。ほぼ全員第一子だから兄や姉が手配したとかいうきっかけではなかっただろうし、ど田舎なのに、後々メジャーになって有名になる人の本を沢山持っていた。商業誌デビューした人達を見て「あ、この人◯◯本で読んだ」と思い出すこと多数。絵柄とかすぐ記憶しちゃうから思い出すのも容易かったよ…誰にも言えなかったけれど…

 

先日調子に乗ってR18のやつをポチったらそれは在庫があったので今日届いて、ユーリの同人誌デビューがまさかのR18になってしまったなーと思いつつ、とらのあなさんからのネコポスを荷解きしましたの。

同性同士とか異性同士とか関係なく、性描写に触れるのがあんまり得意ではない(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイを読んで爆笑したレベルで得意ではない。つい笑ってしまう。及び腰にもなる)のでサンプルを見ては慄いているのだけど、今日買った人のはもともとTwitterやpixivで見ていてどんなにいちゃいちゃしていてもなんだか好きだなあ、なんだか見入ってしまうなあと思えるので(品があるというか、美しさが勝つというか、この二人楽しそうでいいなあというか)たぶん大丈夫だろうと思って手配したのだけど、大正解。

 

すっごくよかった!

奥付見たらたぶん作られたのは最終回前かな?勇利がサンクトにいなくて、ヴィクトルと遠距離恋愛していたので新鮮。足が普通に傷だらけだけど、それが当たり前だから言及せず描写だけなのもユーリっぽい。ヴィクトルが勇利大好きで超可愛いし、勇利の声が豊永さんで入ってくる(これ私的に大事)。R18的描写もあっさりめで綺麗で楽しそうだし。

 

読んだ後に思わず乙女ポーズ(対比としてゲンドウポーズがある)をとってしまうくらい。

私が以前親しくしてもらっていた腐女子の人と意見が一致したのが、「BLは明るくないと!」というやつなんだけど、明るいBLであったのが良かったのかも。

病みフォロフとかサイコパス勇利とかピンとこないものな…そういうのが好きな人がいても全然問題ないし、面白そうなら読むかもだけど(でもどっちかが死ぬとかは絶対無理)

あと私はユリオが性的に絡むものは絶対駄目。15歳は駄目です。でもライトなオタユリは可愛いと思って読んでいる(なにを真面目に語っているのだろう…)

 

相性の問題かもなあ、最初にイラストを見たときからすごく惹かれていたものな。

 

でもどなたの作品かはここでもツイッターでも明かさない…そしてご本人にも感想を伝えない…好きなので新刊も買う所存。

すっごく好きだから、陰ながら応援する…こっそり…|д゚)チラッ←私がいちばん病んでるかもね!