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こちらのサイトに詳しく載っているけれど、ざっくり書くとこの1年くらいに出版された翻訳ミステリで面白かったものを投票するというイベントが50日後から受付開始される。
いままで数年は、翻訳者限定の投票で決まる翻訳ミステリー大賞のみ行われていて、投票者がハンパなく限定されているけれど評価されたものはなるほど読み応えのあるものだったりする。しかも過去2回、私は普段はろくに新作を読めないのに、たまたま、大賞を受賞した作品は読んでいたのであった。
- 作者: ジェラルディンブルックス,森嶋マリ
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 単行本
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- 作者: ケイト・モートン,青木純子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2011/02/18
- メディア: ハードカバー
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- 作者: ケイト・モートン,青木純子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2011/02/18
- メディア: ハードカバー
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今回も読んだ本が大賞だったらすごいよねえ、と思うのだけど、対象候補作のうち、1作しか読んでない。しかも読んで1年も経ってないのにわりと内容を忘れてしまっている。面白いけど記憶に残らないというか、さほど心に残らなかったのよね。手触りとしたら「アメリカ、おっかない」って感じ。出版をこの1年にくくらないならこれは忘れてしまう。私は忘れっぽいけど本当に面白かったらなかなか忘れない。大好きなフロストシリーズなんか1回読んだだけでもフロストがどれだけヘマをしたかちゃんと覚えているものね。
今回は読者賞が設けられたので私も投票したい。自分が投票するならあの候補作の中からとりあえずあれは選ばない。翻訳は読みやすかったけど、お話は忘れるくらいのものだったのだ。でも他のは読んでない。むりにあの候補作から選ぶ必要はないのだけどせっかくノミネートされているのだからそこからアプローチして行ってもいいよね、と思った。
でも「湿地」と「罪悪」はたぶん読まない。自分の触れてはいけない怖がりな部分を掴まれそうな気がする。
本来ならホロコーストがらみのネタも苦手だけど(子供の頃に、戦争嫌いの母親から反戦教育の一貫で戦争文学や戦争映画を嫌という程触れさせられた)ドイツミステリおもしろそう、って好奇心が勝ってネレ・ノイハウスの「深い疵」を読んでみる。
- 作者: ネレ・ノイハウス,酒寄進一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2012/06/21
- メディア: 文庫
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他に読みたい本はたくさんあるけどしばらく翻訳ミステリ中心に読めたらいいな。