地上波アニメじゃなくてなんでわざわざ映画にするんだろーって思いながらちょっと遠いところで映画公開しているのを指くわえて見過ごしていたらあれよあれよと言う間にアマプラで見放題…
音楽がむちゃくちゃいい。
キルラキルとどっちが好きかと言われたらもちろんキルラキルなんですけど(満艦飾マコちゃんが大好きで)2時間で壮大な世界の個と個の出会いと世界の問題点の顕示とか簡潔でわかりやすい。でも最初から堺雅人さん演じるクレイは胡散臭いし(あんな登場の仕方をしてまともだった権力持ってる人って「ダークナイト」とかの警部しか思い当たらん。あれも演者が演者なのでギリギリまで裏切るか闇落ちしそうで怖かった)なんで世界を救う話が個人的な話に集約されるんだろうというここ最近の私のどうでもいい疑問がそのまま作品になっているので(その人たちがいなかったらお話が成り立たないのに世界が危機って大げさなって思うんだけど)妙に冷めた気持ちになっていたんだけど、一応ふたりが「たまたま」そこにいたことで救われることも「運がいい」ってことらしいので、私の疑問にもわざわざお答えしてくれてるのはありがたい。
主要の3人を著名な俳優さんが演じていることで、なんかいろいろ言う人もいるみたいだけど堺雅人さんは堺雅人さんがうまい(雪風で声優経験あるし)、私はなぜか早乙女太一さんは全肯定(演技であればなにをやってもすごく魅力を感じる)、松山ケンイチさんはそれでいいんじゃないって味が出ているので別に嫌な感じはしませんでした。
ロボと滅殺開墾ビームが出た頃からいらんことを考えず面白いと思えるようになったのでやっぱり私はロボとその機構が好きなんでしょう…
ただただ堺雅人さんが終わりに向かって怪演クライマックスだなあ…
ロボットアニメのクライマックスは生身の対決って好きなんっすよ。
そこから怒涛の世界修復までずっと勢いがあったんですが、勢いありすぎて疲れました。元気のあるときに見たほうがいいのか。そういえばキルラキルも大好きだけど纏めて見ると超疲れるから摘み摘み、って感じでした。わしには…強すぎる…(いきなりの無理があるポムじいさん
やっぱりキルラキルが好きです。