夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー

キャプテン・アメリカは吹替版で見なくちゃ!私は! 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (吹替版)
 

 1作めを見て、アベンジャーズを2作目?まで見て、アイアンマンは1作めを見て、マーベルはそういう感じでつまみ食いが多いのですが、そこから飛んでスパイダーマン:ホームカミングにすごくハマり、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー超好き、アベンジャーズは味方は名前と顔と吹替版の演者は全員覚えている感じで、こちらの作品は評判がいいから見たい見たいいいながらなかなか見る機会がなく、ディズニー+のサブスク対象になっていたのでようやく見られました。

 

吹替版で。

 

なんでこんなに吹替版を推すかって、キャップの声を中村悠一さんが演じていらっしゃるからですよ。もう、ピッタリよ。いちいち声がいいのよ。何気ないセリフで心を掴まれるのよ。

 

アイアンマンの社長のアクの強さ、不遜さ、ドヤ顔、財力、魅力的な恋人がいるのと対比的にちゃんと歳を重ねていればおじいちゃんで育った環境が環境なので地味で素朴な人柄、元々はカラテカの矢部さんばりの薄い体だったこと、せっかく結ばれた相手もいまではいつ天に召されるかわからないおばあちゃん、住まいも特に優遇されていない感じのアパートメント(近所付き合いできる)というキャップは理想的なヒーローすぎていまいちピンでは心配だからかSHIELDの助っ人としてブラックウィドウとファルコンという魅力的な人たちが加勢します。

ブラックウィドウがお色気担当も担っているのかと思えばあくまで業務上仕方なくって感じでキャップとベタベタしてましたが、ペッパー(グウィネス・パルトロウ)と並ぶと身長が足らなくてお胸が超でかいのが目立って並んだらあかん二人だとびっくりしましたわ。アクションはとてもかっこよかったけれども。

吹替版は米倉涼子さんでしたが私は特に引っかかりを感じませんでした。ファルコンの溝端淳平さんは俳優さんが声優やってるって感じがちょいちょい出ていたけれど、下手ではなかったですよ。中村さんのじゃまになってないならいいんですよ別に。

 

ブラックウィドウの立ち位置が、必要に迫られたらキャップとベタベタしちゃう人でしたが、これたまたま相手がファルコンだったらファルコンでもええんちゃう?ファルコンだと追っ手の目をごまかすために恋人のフリができないとかないわいまどき!って勝手に考えていてもうそればっか頭がぐるぐるしていました。

 

敵方のウィンター・ソルジャーの秘密は、その前置きが明らかに伏線ですよって匂わせているから(だって前作のことなんかだいたい忘れているのに前作のことをじゃんじゃん思い出さそうとするからさー)わりと予想しやすく伏線のくどさをもうちょっと抑えられなかったのかなーって思ったり。ストラッカーなんかなんの説明もなくふつーに現れたけどユニバーサルにもほどがあるわとびっくりするほど何も匂わせず、X-MEN知らなかったらなんじゃこのおっさんってなるのに、そのくらいの説明不足でも良かったのにな…思い出したときに嬉しいから。

 

いや、それよりよ。

アイアンマンのペッパーとかすごい配役だと思っているのだけど、ここへ来て悪役(ヴィランじゃないけど)にまさかのロバート・レッドフォードが出演していて、出てきてしばらくは小さい画面で見ていたのもあってやたら良く似た俳優とかいるのかな?ってにわかに信じられませんでした。レイフ・ファインズブラッドリー・クーパーみたいな感じのそっくりさん。私、ウィンブルドンセンターコートで観戦しているブラッドリー・クーパーレイフ・ファインズだと勘違いしてテンション上げたことあるのですよ。

だってロバート・レッドフォードだよ?アイアンマンでもまさかの悪役に大好きなジェフ・ブリッジスが起用されていたけど、とんでもないわ。破格だわとびっくりしてしばらく話を追うのがストップしちゃった…

 

アイアンマンは社長の発明となんか胸に埋め込んだやつ、ハルクは肉体改造、ソーは元々神とバラエティ豊かでキャップは肉体改造系に盾なのに武器のシールドの素材がビブラニウムなんだっけ、アメコミで見る分にはいいけど実写では画力が微妙なのかニック・フューリーも激しいアクションをこなし、お付きの人も激しいアクションをこなし、キャップも肉体と関係ない部分で激しいアクションが有り、ブラックウィドウとファルコンもそれぞれすごい見せ場があり、これふつーのハリウッドのアクション映画でいいんじゃない?と、ヒーロー映画の定義について考えてしまいました。

で、ニック・フューリーもユニバースしすぎてるから多少死んでも絶対本気で受け取れないのはしょうがない。見る順番も大事だったのかなあ、ホムカミとファーフロ見てるから死にました言われても作中の誰よりも私は信じてなかったしたぶんリアルタイムの観客もそうだったんじゃない?泣いてるのナターシャだけやんやっさしい(いや、彼女もわかってて小芝居してた)

 

そういう気になる部分も多々ありつつも、アクションはどれもかっこいいし敵が強いから見応えはあったしキャップが正統派ヒーローなので魅力があって吹替版の声もあいまって説得力あって楽しめました。やっぱりヒーローはかっこよくないと(ハルクもかっこいいですよ、見た目じゃありません、キャラの問題)

これからしばらく見てないアベンジャーズを潰していきますが、最大のネタバレは知っているので(ファーフロ見たら嫌でも知る)衝撃は薄いやろうなあ…いま一番楽しみなのは、キャプテン・マーベルです。

 

※直後にアイアンマン2を見たので途中でごっちゃになってこの作品にペッパーとトニー・スタークが出た気になっていたわ。ユニバースややこしいわ。なんかごちゃごちゃしてもうて申し訳有りません…

 

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (字幕版)

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  • 発売日: 2016/09/07
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キャプテン・マーベル (吹替版)

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  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: Prime Video
 

 

スパイダーマン:ホームカミング (吹替版)

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  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: Prime Video
 
スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム (吹替版)

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  • メディア: Prime Video