夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

#おっさんずラブinthesky 7話 感想 ネタバレあり #おっさんずラブ

 

6th FLIGHT 俺とお前の七日間

6th FLIGHT 俺とお前の七日間

  • 発売日: 2019/12/11
  • メディア: Prime Video
 

 ここから1週間経ちました。いま過去作を配信である程度安めの有料で見られるのってテレ朝チャンネルだけだっけ?よくわからん。

 

怜二は全然悪くなかったよね。板挟みで困ってる感じ、酔っ払って涙にくれるところもうちょっと掘り下げてほしかった気がする。歌声とダンスがさすがだった。来週も見られるみたいで嬉しい。春田との関係がこれ以上深くなる感じはなさげで惜しい…

相変わらず脇役が目立たないしなあ。脇は脇、って感じ。ちょいちょい面白いんだけど、今の面白かった!ってほどのインパクトが足らないという。

そして怜二が言うほど温かみのある職場にも見えないんだよね。仲は良いかもしれないけど、あのくらいならふつーだし。仕事がちゃんとできるようにも見えないんだけど。そういう感じの気の利いたエピソードを見てないと言うか。なにかあったっけ?1話のアレくらい?それに同僚のセクシュアリティを受け入れているのはいいけどさ、ひなちゃんにフラれた話をするのはあかんでしょ、ネコさん。ただのデリカシーのない中年だよあれじゃ。良い女優さん使ってるのに残念。もう毎週これ言ってる。

 

シノさんの成瀬に対するひどい言葉も「いいかげん諦めてくれ」って言うほどアプローチされた感覚がシノさんにはあるかなとか。もしかしたらされたのかもしれないけど、夜ご飯を誘う件だってシノさんが意図的に避けたわけではないし、視聴者は見てないしそういう空回っているのは見たけれど断ったのを見たことはない。あれだけ下手くそで可愛かったらシノさんのような人は軽くほだされるよね。その線を見せずに春田→成瀬を察して成瀬に冷たく振る舞うにしても「いいかげん」ってうんざりした調子を見せるほどなにかやった?って。いいかげんって言葉は、しつこくしつこくアプローチされて初めて口から出ると思うのだけど。

怜二が酔っ払って口にしたことから察するにしてはそこ察しが良すぎるし。お話のために察した感じがすごい。

 

怜二が言うほど悪い人ではないのも説明的と言うか、上層部とのやり取りを実際見せるわけじゃないからどれだけ上層部の要求が大きいのかも怜二がそれを辛く思うかも伝わってこないし、6話からの登場で見せてきた態度からの執行役員という正体から、酔っ払ってごめんねって謝るのも本心なんだろうけどそれが本心なのだと判るほど怜二の本性は明かされていないしなあ。可愛かったってだけやんあれじゃ。

 

このシリーズになってどこかしらある、視聴者は知らないしセリフにはあるけど伝わってこない感じが気になる。作り方が甘いと言うか。前のシリーズでもあったかもしれないけれど、整合性をつきつめるための検証、話し合い、シナリオを埋めるアドリブが今回は綿密ではないのかも。なんでこのキャラクターはこのセリフを言うのか、こんな態度なのか。もちろん俳優さんはきちんと演技されているけれど、それにも限界があるような強引なキャラ付け、展開。粗があるというか。

 

わりと意外性のない展開で一番驚いたのは暴力クレーマーが今野だったことじゃないかしらん。今野、私にとっては「まんぷく」のスパイ従業員以来という…爪痕残すわあ

 

あと先週に引き続き田中さんの表情の演技にぐっと来ました。うまいな!

 

成瀬かわいいシノさんかわいそう成瀬かわいいシノさんかわいそうって中で春田の表情すげえな!って。

 

むさしの引退よりシノさんが寮を出ていったほうが衝撃的で今後の成り行きもな…

 

まさかのむさしエンディングだったらどうする?

 

ないな。うん、ないない。

 

それより春田誰とも結ばれないエンドのほうが濃厚じゃんね。成瀬転びそうにないし。シノさんのほうがほだされそう。

そしてむさしの引退がええ話になってええ話エンドになりそう。

それ視聴者が求める流れとはちがうけど、でもそういうことしそうじゃん、このドラマのスタッフ。

 

最後までちゃんと見てから文句も称賛も言おうねえ。それにしても粗が目立ったらその辺が気になって物語にはそんなにハマらないんだけども。

 

 

土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ -in the sky-」公式ブック

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今度はまた文春だ。

いまの調子だったら買わないなー。

 

後番組は絶対見ます。浜辺美波さんの顔が好き、ヤスケンが出る、それだけで十分見る価値ある。