夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ST 赤と白の捜査ファイル(連ドラ版) #林遣都

Huluでしか見られない見放題消化で見てます。 

ST赤と白の捜査ファイル Blu-ray BOX

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 最近警察モノとか謎解きものをいろいろ見ていたので割とお腹いっぱいなのだけど、個性的な登場人物が面白いので別腹。変わり者の集まりなのだけど、連ドラ版は各キャラに焦点があたって、こういう回数の使い方するの結構好きなので楽しんじゃってる。

 

時折赤い人が白い人好きすぎて変な感じのセリフが出てくるが、そこに注目しながらちょいちょい出てくる中間管理職的な、現実的な年齢では若すぎるのに白い人と同期の人を演じる林遣都さんがね…STはスペシャルでも見てるけれどだ。

 

もうね、誰?ってレベル。

 

ここ1年ちょっとでいろんな遣都さんを見てきました。金髪、サイコパス、男性教師をメロメロにする高校生、リク、モテる薬学生、ゲイのヴィーガン、達磨、真面目そうなお笑い芸人、悲しい過去がある青年、弁護士、大手不動産会社のエース(超可愛い)、えーと、あといろいろ。

 

で、誰?ってくらいまた知らない顔してらっしゃる。

出来の良いキャリアを当時24歳とか25歳で堂々と演じているのが驚き…なんでこの役だったんだろ。主役の岡田さんと同じチームにいる窪田さんがスタダだからそのへんの絡みかなーといらんことを訝ったけれど、その辺の事情なんか憶測しても仕方がない。

でも年齢の割に難しい役どころをちゃんと演じている。演じっぷりがもう「誰?」

 

明らかにその数年後の達磨の姫のほうが若く見えるしなんなら牧くんのほうがずっと若く見える…メガネとか髪型じゃないな。目の大きさも調節できるのかな(まさか)達磨の姫がちょいちょい見せる狂気と無垢の真ん中あたりの目線や、牧くんの切ない感情が見え隠れする瞳とか、徳永の物憂げな眼差しとか、演じるキャラクターごとに何もかもを変えてくるからそれぞれの作品を見るのが楽しいのね。

 

というかこの作品は化け物級の演技上手がたくさん出ていらっしゃるのでその演技にも注目しているんだけど、志田未来さんと田中哲司さんが面白いです。

 

ところで、科学捜査班たる所以の科学捜査の感じがそんなにない気がする…スペックホルダーかっつーくらい、鼻が利く耳が良いとかの特殊能力が強いし、捜査一課の地に足がついた捜査があってこその感じもよい。

キャスト的にはビルドのげんとくんと9話にまっしーが出るのも嬉しい。まっしーと遣都さんの対決にWKTK!しかしこの遣都さん、誰。まっしーも誰?って。マジでこのお二人は私の知っているお二人じゃない。俳優さんってすごい。

それと、人事異動を申し付けられた白い人との決別、ケリの付け方が面倒くさい赤い人が可愛い。

池田管理官ちょっとドジっ子、手術室で寝ているお顔だけで可愛い…その前のTシャツ姿で体を張ってまっしーを助けるのも可愛い…(また理性がおかしくなる感じ)ベッドでチューブつながって寝ていても可愛い…まつげバッサバサ…

まっしーの取り調べのシーンとか本当表情に惹きつけられる。

 

赤い人と白い人の親密さについつい注目しちゃうけどそれにしてもこのお二人の足の長さ、肩幅から腰までの形の良さ、そこにも注目するわあ。スタイルがよくて眼福眼福。

 

なんか不穏な終わり方をして劇場版につながったんだけど、劇場版にしては地味だなーと言いながらそのまま見ます。

 

 

劇場版見終わりました。すごく仲良しさんやんけ…こういうバディもの好きだからキュンとするのでした。これもまたこれで完結なんだなあ。面白かったけど映画にしてはやっぱりスケールが小さかったような。2時間ドラマで良かったんじゃないかなあ。

こういう、2時間ドラマと映画の違いがわからんけどとりあえず映画にしちゃうことってよくあるけどやっぱり映画にするほうが収益が桁違いなんだろうか。行く方の身にもなれって思ったりもするんだけどな…

 

遣都さんはずっと腕を吊りっぱなしでしたが、わりと出番が多かったしやっぱり「誰?」感ハンパなかったです。達磨の姫と真逆…バツイチ設定も素敵…