夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

今週の #まんぷく (第21週目)

 いよいよあと1ヶ月切っちゃったなー

NHK連続テレビ小説 まんぷく 下

NHK連続テレビ小説 まんぷく 下

 

 インスタントラーメンを作って大成功と思いきや模倣品、コンプラなんてない時代の企業スパイ品も出回り、それの対応に追い詰められた萬平さんが経営者として頂点に立ったつもりでいるのを「世の中の役に立て」と本来の目的を思い出させるふくちゃん、マジで内助の功。世の中の役に立ったのは奥さんでした!

世良さんのキャラクターが立っているから活きるエピソード、白薔薇夫妻のちゃちゃが面白いのもあって作中の人たちと一緒に笑えるのが楽しかったりね。

いいドラマのお手本のようなところをたくさん見せてもらっていますが、そこをピリッと引き締めるのがふくちゃんの中の人のお父さんという粋な配役。

奥田瑛二さんっていい俳優さんだったんだねえと今更思ったり。昔から有名な俳優さんだったけれど、この歳になって滋味溢れる雰囲気の良い俳優さんだなあと。

 

今週も面白かったけどいよいよ来週はカップヌードルを作るぞ!というところになり、お金にも困らなくなったからと元の家に戻るとか。セット再活用だな!と思ったりもするけど思い出もあるから新しい家より良かったんだろうな、と思うことにする。

なによりも借家に移ったりラーメン開発の時点で笑っていた池田のオバハン連中を見返してやれたんじゃないかな。

 

どこぞでこの作品は人が死なないから面白くないとかつまんねーことを書いている記事を読みましたが、その分咲姉ちゃんの死の存在感が大きく、死ぬこと=泣かせる、感動させるってドラマのやり方もどうかと思うのよ。誰もあんまり死ぬ感じがしない、今をしっかり生きていく感じの朝ドラもいいじゃないかね。

そう思うので、鈴さんもお元気なままの幕引きだといいなと思っております。

最初はこのオバハンどうしてやろうってくらい嫌な感じだったけど、結婚を許したあたりからもう、可愛くて可愛くて。

今週の最後に萬平さんをやっとやっとやっと認めたけれど、それまでも応援してくれていたし、手伝ってくれていたし、スープのくだりは手を緩めずきちんと評価してくれたりとちゃんとした人なのよね。萬平さんがお腹が痛くて苦しんでいるときに「仮病やないのお?」って云ったのが未だに可笑しくて思い出すと笑えるんだけど、松坂慶子さんにしか出来ない役だと思います。

だから鈴さん、作中で死なないでね!お願い!!

来週は可愛かった源ちゃんさきちゃんも大人になるんだろうけど…

 

じゃあ、岡さん森本さんの求婚はどう収まるんだろ?

案外全然ちがう人と結婚していたりしてな、よしのちゃん。

 

そのへんが気になりますねえ。