夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

「シェフ 三ツ星フードトラックはじめました」「山田孝之の元気を送るテレビ」を見ながらご飯を作る

 最近ではスパイダーマン:ホームカミングのハッピーでおなじみのジョン・ファヴローが好きで。「フレンズ」でモニカの彼氏としてもちょっとの間出演されていたけれど映画監督としてのキャリアも素晴らしい。

 ジャケ写が楽しそうだから見たかったのですが、漸く。OPから素敵なナイフさばきが見られて、料理をしているシーンは本当に見ごたえがあります。

数日分のご飯を作り置きするためにキッチンでこちらを見ながら3種、メインディッシュを作りました。

 

・かぼちゃの入ったポークビーンズ

・鶏手羽先と白菜の中華風煮込み

・鮭の入ったポテトサラダ

 

作品は一流レストランのシェフが料理批評のブロガーにケチつけられないように新しいメニューで挑もうとするも、守りに入るオーナーで給仕長のダスティン・ホフマン(すごいキャスティング)に圧力で止められ、結果ケチを付けられたブログがバズり、ソムリエのスカーレット・ヨハンソン(すごいキャスティング)に慰められながらも10歳の息子に教えられたTwitterでケチを付けたブロガーに下品で挑発的なリプを返したところそれが炎上して大騒ぎになり、リベンジを試みるもまたも守りに入ったオーナーに止められて喧嘩になりレストランを退職、料理批評家にけんかを売ったのが動画で拡散されて他所も雇ってくれないという自体に。

気分を変えるために離婚した嫁に誘われてマイアミに行った先でキューバサンドイッチに惚れ込み、もともと嫁から提案されていたフードトラックを始めることに。そのトラックを提供してくれたのがロバート・ダウニー・Jr(すごいキャスティング)で。

 

という内容なんだけど、各エピソードに割く配分がちょっと惜しい気がする。フードトラックを始めるまでが長い。フードトラックのあとをもっと見ていたかった。そんなに紆余曲折がなかった。キューバサンドイッチに惚れ込むってシーンがそれほど惚れ込むようなシーンって感じもなく、それまで元嫁が勧めていたのを断っていたのに急にやると言い出すのもえらく強引に感じた。もっと劇的なシーンになるかと思ったら意外にあっさりなの。

吹替版で見たんだけど、配役が豪華なら吹き替え声優も豪華で息子役が高山みなみさんなのがすごくよかった。泣きそうになるシーンとか本当に。ロバート・ダウニー・Jrがちゃんと藤原啓治さんなのが嬉しかったりね。

調理をするシーンはいつも見ごたえがあって料理は美味しそうなんだけど、キューバサンドイッチの美味しさはそこまで伝わってこず、レストランで作るのと自宅で試作したり腹いせで作るのがとても美味しそうだった。見ていたら料理をする気持ちが上がってはかどります。

 

まあそれより。ジョン・レグイザモの魅力満載なので、彼のファンなら絶対見たほうが良いけれど。吹き替えが高木渉さんでそれもまたよし。豚を仕込んでいるときのジョン・レグイザモを見られただけでこの作品を見る価値はあった…

私、大好きなんですよ。

ロミオ+ジュリエットのティボルトとかもう、最高よ?ねちこいけどクールで、ラテンパワー炸裂よ?

そんな彼が頼もしくて楽しい役を演じているだけで嬉しいじゃないですか。本当、見てよかった。

 

そして途中で夕食をとったりしたので時間がかかり、もう1本見ることに。

 どこまで本当でどこまで嘘かわからず胡散臭いバラエティでしたが…

 

この作品を見たおかげで料理がすべて美味しくできました。

 

ほぼノープランで材料も適当に買って並べていただけだったのに、ポテトサラダに茹でた甘塩鮭を混ぜるとかそのときに思いついて、本当は甘塩鮭でクリーム煮とかにでもしようかと思っていたのに。

手羽先の中華風煮込みは圧力鍋で先に鶏手羽先をほろほろにしておいたので良いおだしが出てウェイパー少なめでも美味しくできました。白ネギ大量にぶっこんだのもよかった。これも途中で思いついたやつ。

かぼちゃの入ったポークビーンズも、最後まで大豆を入れるのを忘れていたのを山田孝之さんのおかげで思い出すことができました。

 

山田孝之さんのおかげです(たぶん)!!!