新選組!は全部見たのに真田丸は見逃していたのでした。新選組!と龍馬伝しかいまのところ完走したことないかな?いや、翔ぶが如くと西田敏行さんが徳川吉宗を演じたのは全部見たと思う、おじいちゃんと一緒に。
新選組!も龍馬伝もなぜか最終回はリアタイできなかったのよね。気持ちが入り込んでいた人たちが死ぬのが嫌で見たけど薄目で見てた感じ。未だに「竜馬がゆく」の最終巻は読めないのと同じ。「燃えよ剣」は読んだけど。最後ボロッボロに泣いたけど。
竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/03/13
- メディア: 文庫
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序盤はもう、浅間山噴火がハイライトだったよね…あんなつかみがあったらそりゃあハマるわ。そこからもう、キャスト全員魅力的だけどその中でも草刈正雄さん演じる昌幸様ととり様ときりちゃんと松様と薫様と、普段のキャラクターを消して真面目に徹する洋ちゃんの源三郎さんよね…
そして最近お姿を見ただけで黄色い声を挙げてしまう吉田鋼太郎さんよ。
いままでいろんな人が織田信長を演じたのを見てきたけれど…ゴスV系魔王はなかなかいなかったわよ。なんかそのままオペラに出そうじゃなかった?
明智光秀を虐待しているシーンで狂気を感じでこれからどう活躍するんだろうと思ったら派手なナレ死だったけど。
穴山梅雪もそっとナレ死。
そして明智光秀もさらっとそれまで存在感がまるでなかった秀吉に討たれたと伝聞で終わり。
大事なのはそこじゃない、真田丸では真田昌幸様を中心とした信濃の土地の攻防と真田家の行方らしい。徳川家康がへろへろになったりふんわりしていたり本多さんたちがそれぞれにいい味を出しているのを見るのも楽しいけどさ。あと徳川家康が直江兼続のことを話しているのを見るとちょっと笑えるけどさ。
CG協力がシブサワ・コウさんというのも素敵やないのお!と思いながら気になったのがね。
あんだけおやかたさまーおやかたさまーと言っておきながら、信玄公がお亡くなりになったときに幸村6歳くらいじゃんよ…
忠誠心っていくつからあるもんなのでしょうね。
平家物語をざっくり読んだことがあって、あのころは戦のときに名乗りを上げることにひどくこだわったり、ちっちゃい集団の中で「あいつお前のことを悪く言っていたぜ」を本気にして大暴れすることがままあったのだけど、戦国時代はそれよりは権謀術数がちゃんとしている感じはある。戦わずして勝つのがやはり気持ちいいほうなので、信繁さんの基本的な策は好き。孫子の兵法ってこの頃は行き渡っていたのかなあ。
あ、でも姉川の戦いも好き。
戦国大名の誰が好きってあんまりないんだけど(強いて言えばやっぱりノッブ)これを見ていると…みんなそれぞれ好きになるね。直江兼続さんのキレ者感も好きです。
藤井隆さんが地味な演技に徹するのもいいよね。視聴者にだけ目立つ忍者ですよ。