夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

JINー仁ー完結編を見たよ

見放題が今日あたりで終わるのでイッキ見。 

JIN-仁- 完結編 DVD-BOX

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1期が大好きなのだけど、2期で仁先生が相当痛い目にあうというのを知ってなんか及び腰になっていたのでした。竜馬さんの生死も関わってくるし…(どうしても自分の中で坂本龍馬を殺したくないのか、「竜馬がゆく」でも亡くなる直前で読むのをやめているのであった)

でもこれタイムパラドックスものだから竜馬さん死なないかもしれないじゃん?って思って見ていたんですけど。

 

いろいろツッコミどころはたくさんあるので、そこはTwitterに逐一あげちゃったけど。

↑ここからスレッドで延々とつっこみ入れている。主に揚げ出し豆腐と階段落ちると内野さんの昔の演技とか、相島一之さん悪い役多すぎとか。

 

これリアルタイムでは周りが大騒ぎしていたけれど、それがわかるような丁寧な作品だったなあ。演技も不安なところがないし、強いて言えばドーナツの当て字が雑とか(そういえば歴史には脚気の改善にあんドーナツが効果的だったとかは載っていなかったのか)そこがずっと気になっている私であった…

劇伴がそれだけで泣かせに来るし1期のEDがこれ以上はない感じのMISIAさんだったのに対して2期はもうこれ以上は無理という感じの平井堅さんでしょう。 

日曜劇場「JIN-仁-」オリジナル・サウンドトラック

日曜劇場「JIN-仁-」オリジナル・サウンドトラック

 
いとしき日々よ

いとしき日々よ

 

そんなに記憶に残らないけれども、たぶんリアタイしていたらドハマリしていたでしょう。いい曲。 

 

 前向きながら切ない終わり方だったけれど(咲さんかわいそう。仁先生にはみきさんとの未来があるげに見えるけれど、咲さんは救いがないよなあ)たくさん事件が起こった割にあの苦労の連続が日本の医療福祉に貢献しました、だけだったら悲しいというか、坂本龍馬船中八策が一つ増えとるのが面白いというか…

 

ちょっと割り切れないものを感じながら、前にもたぶん書いたけれどスティーヴン・キングの「11/22/63」を呼んだときのことを思い出しました。わりと似ているんですよね、仁先生ほど社会に貢献していないけれど。たぶんこっちはケン・グリムウッドの「リプレイ」も読んだほうがいいんだろうな。持っているはず…

 歴史の修正力がこっちのほうがえげつないです。

リプレイ (新潮文庫)

リプレイ (新潮文庫)

 

タイムパラドックスものの面白さはぎゅっと詰まっていて仁先生が「地理を取っていた」のが痛恨なんだけど(理系は地理をとるのよね。私は超文系なのに日本史と地理をとったけど。世界史はカタカナを間違えて覚えやすいので回避した…)これがタイムスリップしたのが幕末好きの腐女子だったら京都で萌えて萌えて禁門の変あたりで巻き込まれて燃え尽きるんだろうなって思いながら見ていたわん 。迷わず京都に行くよね、有名人勢揃い…で、私だって出来たら坂本龍馬さんを救いたい。

 

あれ、なんだろうね、幕末にタイムスリップしたら坂本龍馬さんを救いたい法則。使命感みたいなものがあるよね。タイムスリップものじゃなくても坂本龍馬さんを誰が暗殺したのか、それを食い止める方法はなかったのか、って話の流れになりがち。

アメリカ人的には1963年にケネディを救いたくなるらしいけれど。

もうちょっと前だったらリンカーンかな。大統領を救いたいっていい国だよね、日本だったら伊藤博文とか原敬とか救いたいか?って言われたら「え、暗殺されたの?」ってびっくりしそう。伊藤博文は在任中じゃなかったけど。

 

いい大作が見られた充実感がある。見なきゃ損とも思う。つっこみながら、熱い演技に胸を打たれたらいい。綾瀬はるかさんがいい存在感で突然ラブコメになるところもよかった。中谷美紀さんの空前絶後で圧倒的な美しさに太刀打ちできるのは底抜けの可愛らしさがある綾瀬はるかさんしかいないわなーって言いながら見ていた。

大沢たかおさんは前はそこまで好きじゃなかったんだけど仁先生は良かったです。星の金貨からよう階段から落ちる人だけれども。

医者の弟子たちも可愛かったよねー。田口浩正さん演じる山田先生がもう、どこまでも可愛かった。萌えと癒やし。こんな子ども欲しいとつぶらなお目々とふっくらなお顔を見るといつも思う。ペニシリン関係でひどい目に遭うのは見ていられないけれど、相島一之さんがいつもいやーな役だけど、いやーな人に見えて実はちゃんとした人?なのがわかるエピソードだったな…ただ仕事に真面目なだけなのか、どうなのか。ちょっと謎の存在だったけど相島一之さんにいい役をやってほしい、たまにはイラッとするよりホッとしたいと思ったのであった。この人出たら「まーた嫌な展開なのかなあ」って思っちゃうのなんか辛い。

 

最近大好きな佐藤二朗さんもいい存在感だったな。仁友堂2大癒し系坊主…

佐分利先生だけ無駄に美男だから余計良い味わいというか。仁先生が1期から誠実に接してきたから彼らが3年B組の生徒たちのようになっていくのがなんともTBSでした。

 

原作はまたちがう終わり方らしいので読みたいが…村上もとか先生というと「龍ーRONー」もちゃんと読まないとな、って大昔から気にかかっている。おとーさんが死んでちょっとしたところで止まっているんだ。叔父さんが昔読んでいたのを読んでいたんだけど。

マンガの蔵書を増やすのがいやであまり大作を買おうと思わないのだけど(マンガは一度読めばだいたい覚えるから読み返すことがあまりないので部屋をいたずらに重くするだけになってきている)どうしようかなー

 

こんなところです。

 

つぎはラブコメが見たい…逃げ恥久々に見たい。

10月からはいっぱい見るドラマがあるので、その都度更新するかどうするか検討中。