夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

最近買った本(平成最後の夏の終わり)

 河出書房新社さんの奇想コレクションをコレクションする計画、1冊我が家に新たにお迎えしたので更新。

leira3mitz37.hatenablog.com

ページをめくれば (奇想コレクション)

ページをめくれば (奇想コレクション)

 

 しばらく4000円くらいで推移していたのが、一社定価以下で販売されていたのでそこで購入。本当ね、在庫を死蔵するよりそこそこのお値段で手放したほうがいいですよ。本にも適正価格ってものがありますからね。

しかも新本同様で、販売時の広告もあったしスピンも綺麗。ラッキー。

これでゼナ・ヘンダースンの本で日本で出版されているものはすべて揃いました。

 

血は異ならず (ハヤカワ文庫 SF 500 ピープル・シリーズ)
 
20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)

20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)

 

 この20世紀SFもすごくコレクター向けなのよね…って私、コレクターだったの?

 

あと所有していないのはこちら。(文庫化されたものは除く)

ふたりジャネット (奇想コレクション)

ふたりジャネット (奇想コレクション)

 
夜更けのエントロピー (奇想コレクション)

夜更けのエントロピー (奇想コレクション)

 
蒸気駆動の少年 (奇想コレクション)

蒸気駆動の少年 (奇想コレクション)

 
平ら山を越えて (奇想コレクション)

平ら山を越えて (奇想コレクション)

 
ブラックジュース (奇想コレクション)

ブラックジュース (奇想コレクション)

 

 ブラックジュースとかアホかと思うほどの値段になっているのですが、読みたかったらわりとそのあたりの図書館でも普通に収蔵されているので、変にお金を使うより図書館で借りたほうがずっといいです。出版社にお金流れないしね。既に持っているパトリック・マグラアの本もすごい値段になっていますが、私は売りません。 

失われた探険家 (奇想コレクション)

失われた探険家 (奇想コレクション)

 

 テリー・ビッスンは持っていないけれど既に読んでいたりするので買うテンションが上がらない部分もあるんですよね。よほどお金があってなんか本が買いたい!って気分のときに、適正価格だったら買おうかな?って感じです。 

 

あれ…?去年の冬に「蒸気駆動の少年」は買っていました…あれ?どこにあるの?

ということは、あとは「夜更けのエントロピー」と「ブラックジュース」で私の気持ちは収まるってことかしらん。ええええええええ…(ということで、いま「夜更けのエントロピー」はポチりました)

 

ミラーシェード―サイバーパンク・アンソロジー (ハヤカワ文庫SF)

ミラーシェード―サイバーパンク・アンソロジー (ハヤカワ文庫SF)

 

 ブルース・スターリングの本を観測していて(スキズマトリックスをいつ買うか迷っていたら一番最安からどんどん離れていく…)こちらに行き当たって、サイバーパンクアンソロジー(しかも編んだのがブルース・スターリング)ってあんまり出会う機会がないなーと、所収している作品をろくにチェックせず買ったら、ウィリアム・ギブスンは「ガーンズバック連続体」で、「クローム襲撃」に入っとるがなー。高校生の頃から持ってるがなーってさっきズコーってなったとこ。ほかは作者は知っているけれど多分持っていない人達の作品ばかり?なので(ルーディ・ラッカーはちょこちょこ持っているからどこかに入っているかもせん)まあいいかーって。安かったし。

 

ブルース・スターリングはこちらが本当はほしいけれど、ずっと信じられないほどお高い。

蝉の女王 (ハヤカワ文庫SF)

蝉の女王 (ハヤカワ文庫SF)

 

 早川書房さんはウィリアム・ギブスンは電書化してくれているけれど(モナリザ・オーヴァドライブとか高値で推移していたのがこれで落ち着いたという…)ブルース・スターリングに関してはなんの動きもないのが残念です。

 

あと、なぜかミステリのブログでおすすめされていたこちらをシュッと買いました。

マン・プラス (ハヤカワ文庫SF)

マン・プラス (ハヤカワ文庫SF)

 

 作者は作品が前述の20世紀SFに所収されているので偶然だなーと思いながら。

巨神計画 上 〈巨神計画〉シリーズ (創元SF文庫)

巨神計画 上 〈巨神計画〉シリーズ (創元SF文庫)

 

 粗筋を読んだら「映画ドラえもん のび太の鉄人兵団」を思い出したので買いました。

 ザ・ベスト・オブドラえもん映画。私の中で。

竜のグリオールに絵を描いた男 (竹書房文庫)

竜のグリオールに絵を描いた男 (竹書房文庫)

 

 あと、こちらをKindleで購入しました。

随分前に「戦時生活」を買ったきりだったのですが、この作家さんが新刊で発売されるとかすごいことかもなーと思いつつ、お話の舞台がゼノブレイドっぽいな、って。

Xenoblade2 (ゼノブレイド2) - Switch

Xenoblade2 (ゼノブレイド2) - Switch

 

 

 

まだ手元に届いていないけれど買った本が以下の2冊。

最初の悪い男 (新潮クレスト・ブックス)

最初の悪い男 (新潮クレスト・ブックス)

 
わたしたちが火の中で失くしたもの

わたしたちが火の中で失くしたもの

 

 SF続きの中、毛色が違うかもしれないけれど、新刊で買っちゃうほど好みの感じです。ミランダ・ジュライは前作がすごく良かった。

本当はクレストはトム・ハンクスの著作も読みたいんですけどね。

変わったタイプ (新潮クレスト・ブックス)

変わったタイプ (新潮クレスト・ブックス)

 

 いまでは名優のイメージが強いですが、コメディアンだからお話も上手だと思うのよね。

 

で、いまなに読んでるの?って話なんですが、わりと順調に「カラマーゾフの兄弟」を読んでおります。

いまのところ全然難しくないし面白い。あと、ドラマを見ようという前提があるからか、各キャラがちゃんと日本人の彼らのイメージも混ざって入り込みやすいです。

なんだろうね、「戦争と平和」を読んだときも思ったんだけど、とっつきにくいイメージがあるロシア文学ってそんなに難しくないし面白いよね。