FOD(フジテレビオンデマンド)で次に「カラマーゾフの兄弟」を見ようと思うんですが、やっぱり原作を読みたいよなあ…と、電子書籍を開いています。
電子書籍と紙で光文社古典新訳文庫のこちらを持っています。電子書籍は2巻まで持っているんじゃないかしらん。
表紙的に憧れるのは前にも書いたけれど新潮社文庫の方なのよね。紙で読みたい。
紙で読むときにはもはやファッションよね(チャラい読者
で、こちらの本を買おうかなーと久々にでかいリアル書店へ行ったのだけど(本来の目的は入院中の親戚にお見舞いを買うため)そこでやっぱり電書で持っているし、翻訳も古典新訳のほうが読みやすいかもなあと思って見送りました。
ロシア文学はトルストイの「戦争と平和」1巻を笑いながら読んだり、子供の頃に「イワンのばか」と「せむしの仔馬」を読んだくらいかしらん。
タイトルのかかり方のデザインで印象が変わるなあ
で、結局今日買った本
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
- 作者: 高田郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/05/18
- メディア: 文庫
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年末にNHKで再放送を見てよかったやーつ。
こちらも林遣都氏が出演された作品の原作。
同じ作者さんなんですね。たぶん、銀二貫がよかったからみをつくし料理帖もドラマ化されたんだろうなあって流れを想像しつつ、見たいなあ、って。
あれ、なんで作者がぐっさんになっているの??
あんまり時代小説は読まないんですが、山本周五郎の「さぶ」は大好きです。食べ物が絡む時代小説って入り込みやすそうでいいイメージ。池波正太郎先生の小説も美味しそうなものがいっぱい出て来て好きですけれど。
林遣都氏きっかけで世界が広がるなあ…ありがたい。
どうしても原作読んでから映像は見たい気がするから、ペンディングになっている作品の多いこと。つーか多すぎ。
私は先月誕生日を迎えて、誕生日の誓いとして「1年で100冊読む」というのを立てたのだけど(今年のはじめにも立てたがいまのところ9冊しか読めてない…なぜならね、5月の中旬から6月の頭にかけて未曾有の、わし史上空前のおっさんずラブブームが起こってその余波で未だにろくになにもできちゃいないって事態になったからね…本当、おっさんずラブを見る前の私は何をやっていたんでしょうねえ)ということは月に8冊は読まないと、ってことになる。
カラマーゾフの兄弟を読んでいたら1ヶ月に1冊も読めるかどうかも怪しいが(いまのところ割とサクサク読めそうな感じではある、古典新訳)FODのドラマの方も今月中に見なければとなんか焦る…
同じドストエフスキーの「罪と罰」は元彼からネタバレされたけれど、こちらは今の所私は父殺しの犯人を知らない、というのが原作を読みたい気持ちにさせるのであった…
その昔元彼に「いま罪と罰を読んでいるの」と話すと「あー、あれ…」とあらすじとオチを語られて「おい、いまネタバレしてないか」とつっこむと笑われたものであった…
それより読みやすそうな銀二貫を先に読みたい気もするけれど、せっかく読む気になったのだから「カラマーゾフの兄弟」を読もう、そうしよう。