読んだことないけれど森田梢子先生というと面白いお話を描くイメージはありました。
で、今回4巻まで何の気なしに読んだんだけど、やっぱり面白い!超面白い!
足の速さ以外大した取り柄のない女子高生の唯が天才の弟が開発したタイムマシンで戦国時代にタイムスリップし、そこで地元のお城の若君、忠清様に一目惚れして彼を守るために奮闘することになるという話なんだけど、唯ちゃんが超ポジティブでたくましいのであんまり無理がない。
そこかしこに助けてくれる人が現れるのだけど、時代のおおらかさもあったり、唯ちゃんの天分もあったりでご都合主義という感じはない。
現代っ子らしくはなく汚れ仕事も請け負えるし誠実で正義感のある子なので周囲が自然と助けたくなるというのもわかる。
そして若君がいい。天才の弟のツッコミ具合もいい。というか唯ちゃんの家族が皆面白いし、若君の家臣たちもいい。
一気に読めないのが辛いレベルだ…巻が進んで若君との距離が近くなればなるほどいじいじする。これが12巻まで割と面白いままつづくんじゃろ?
唯ちゃんはチンクシャな感じだけど若君はちゃんと綺麗なのがいいな。
ネタバレを踏まないように最新刊まで読むぞ!!