牧凌太を演じる林遣都氏に興味津々ながら、しばらくは牧くん以外には違和感を持つだろうなーと行動に移さなかったのだけど、レンタルショップの前を通ったので借りてきた。
あんまり邦画は見ないのですが、見てオダギリジョーの出ていたものと雰囲気映画とか?三木聡監督作品は大好きで見ていたり。あと岩井俊二監督。黒澤映画。そしてバカ映画(帝一の國とか?)は見る感じ。
だから藤原竜也さんや小出恵介さんが出るような映画って全然見なくて。林遣都氏が出演されるものも。あと漫画実写化も苦手で見ない。小説実写化も見ない。
暴力的なものも見ない。海外のなら見ることもあるんだけれど。
だからこちらの映画も本来なら見てないよねーって言いながら、林遣都氏目当てに見たんだけど。
お婿が「これ俺も一緒に見ていい映画なの?」って初めて聞いてきたわよ。いつも一緒に映画を見ているのに。
「いいですよお?」と答えて一緒に見ていて林遣都氏のあられもない姿に「ぴゃあああああ!」って声を上げつつも、「この子本当にうまい…こわいくらいうまい…」って端々でつぶやいてあと藤原竜也さんはやっぱり藤原竜也さんでした。しびれるわあ…寺山修司の戯曲の舞台のビデオでの演技は見たことがあるんだけど、他で演技をしているのをあんまり見たことがない気がする。
作品自体はおもしろいっちゃあ面白かったけど、フーダニット的に言えばもうその習慣が出た時点であれやん、ってわかる。
実力派の俳優さんだらけの中で若手の林遣都氏がすごくキラキラしていたのは今の私の欲目ではなく、たぶん例のドラマを見ていない状態で見ても心惹かれたと思う。ああいう役を日本人の男の子が演じるのはすごく難しい。漫画から出てきたようなキャラクターで、下手な子が演じたら作っている感満載だろうに、林遣都氏が演じたら自然にそこにいるかもしれない妖精さんのような男の子としてしっくりハマっていました。
うまいなあって言い合いながら「でも牧くんが好きだから牧くん補給しないと!」と、半ば酸欠状態になって林遣都氏27歳が演じるイケメンって表現では足らないくらい美しくて可愛くて儚くてロマンティックな牧凌太くんを見るためにiPad Proを開いたのでした。
うん、確かに林遣都氏はすごかった。あと体が細くて細くて白くてすごかった!マスターベーションしていても美しいってどういうこと(こういうことを言い出すから箱入り娘に疑問視されるんだよ)マスターベーションって美しい人がやれば美しいけれどね。(真顔で入力していますよ)
森崎ウィンさんが一瞬だけ出ていたんだけど、レディ・プレイヤー1と全然変わらなくてびっくりした。8年くらい前の作品なのに。そのままガンダムで出そうだった!