夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

なんだかんだ言って6話好きで見ちゃうよね #おっさんずラブ

 お休みなので、用事とか家事とかお出かけ以外はずっとおっさんずラブを見ていました。もーだめ。見てないと死ぬ。やばい。本当、このドラマにハマる前、私何して過ごしてた?

 ラスト5分くらいがあまりに辛いので見ていられないという声も多い6話ですが、私はその辛い終盤も繰り返して見ています。

突然怒り出した牧くんに戸惑うはるたん、逆ギレしそうになりつつも様子がおかしくて「苦しいです」と涙ぐむと心底心配そうに歩み寄るところ。

別れましょう、と云われて困惑しながら家事も手伝うしお父さんに認めてもらうように努力するから、ねえ(ねえが大事)って、承諾する気まったくないところとかもう、はるたんの愛情だだ漏れじゃないですかあ。

牧くんは牧くんでこれまでの積み重ねでボロボロに傷ついていて、でも本心じゃないし言いたくないことを振り絞るように言う感じが見事に表現されていて、何度見ても、7話のハッピーエンドを知っていてもなんでこの二人うまくいかないの?って憤りまで感じてくる。まさに熱演のおかげなんだろうけれど、本当に見入っちゃう…

6話ははるたんの行動の端々をじっくり見て心を推し量ってしまうよね。この人どのくらい牧くんのことが好きなんだろう?ってね。ちゃんと応えようと態度に出しているのに、元がノンケで彼を好きになってくれる女性もいて、母親もその人と結婚することを望んでいるって知ったら「普通の幸せ」を願ってしまう牧くんよ…その瞬間の牧くんの美しさったらもう…

最初から最後まではるたんが牧くんのことが好きなのを確認して、噛みしめる回だと何度も見てしまっております。

【早期購入特典あり】おっさんずラブ DVD-BOX(ビジュアルカード3枚セット)

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円盤が5枚組らしいけど、単発版が1枚?あとは2話ずつ?なんでそんなに枚数が多いのかよくわからん…

 

7話見返していて、押しに弱いとはいえむさしと結婚するとか「誓います」まで言えたのは、そこまではむさしの要望通りにできると思ったからなんだろうな。でもキスは牧くんとするもの、って目が覚めたの本当に泣ける。Kiss of lifeって言葉があるんだけど、白雪姫とかの目覚めのキスの意味もあるし「起死回生の手段」って意味もあるの。あれ思い出しちゃった。

上海行きを脊髄反射的に承諾したこととか、むさしも感じただろうけどむさしとの生活になんの執着もなく、相談もせず決めるところにむさしには恋愛感情はないし同居してはいてもお世話になっているという気持ちしかないんだろうなって思ってしまう。ムサシもそれを察したんだろうか。牧くんと同棲を続けていたら上海行きを断っていたかもな。それはそれで牧くんと揉めそうだけど。

牧くんに拒絶されたことをずっとそこはかとなく引きずっている感じは随所で見られたよね。コーヒーを注ぎに行って牧くんに2度めの挨拶をして、牧くんから話しかけられたらお湯でやけどして(牧くんは笑いながらも見えないところで憂いを帯びた眼差しになり、それをまいまいが見ている…)、生活は荒れるし、武川さんにまだ牧くんの心にははるたんがいると云われても自分が振られた、って強く言い切っているときの顔がもう苦しさがにじみ出ていてそれまでアホな顔してマリッジブルーに困惑していたけれど、その理由それじゃないのって痛ましい。「いまさら」ってちょっと怒っているの、「自分で勝手に決めるな」につながっているんだろうなって*1、あと牧くんの元彼にそのへんを知らされるのも嫌なんだろうなって。元カレの匂いがするとはるたんはアホの子からふつーの嫉妬する男性になっちゃうのよな。

 

円盤買うためと持っていても仕方がないという気持ちで、買ったもののろくに遊んでいなかったゲームソフトをいくつか売ってあともうちょっと足せば円盤買えるくらいの金額を稼ぎました。大人なのでそういうことをしなくてもお金はあるのですが、この沼から当分抜け出せないだろうというのと、ゲームって換金できるところまで含めて好き!って思ってお金に換えた…

まあ、そうは云っても8月9月に買うゲームソフトにはすでにお金を払い済みであとは発売日に送ってくるのを待つだけって感じ。他にも気になるゲームはあるけれど、いまはおっさんずラブに夢中だから…って、無駄遣いを抑止してくれております。

 

牧くんの実家に行ってからの帰り、ちずちゃんから電話がかかってくるまでの二人を見るのは本当に幸せだったな…

 

つーかいまのこれはアレ?燃え尽き症候群

 

でも楽しいし幸せ。

*1:いまさら何を言えばいいんだにもつながっているのか