夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

土曜の夜はおっさんずラブだから1話から通してみて関係性の移り変わりを確認している

先週は8連勤で仕事内容もキツかったのでクタクタで、土日も仕事だったから次の土日は本を読もうと思っていたのね。2冊くらい読もうと思っていたのね。ザ・東京創元社のSFって感じの四字熟語タイトルのSFとこの上なく素敵なタイトルのミステリね。

 

おっさんずラブに夢中すぎて読むのも気もそぞろだよ…!!

 

同居人に「読むのが…無理み…」と言いながらおっさんずラブを見ていたら、「いや、なにかしようよ」って云われ。

でも同居しているわんこの入浴、亀の水槽洗いなどやることはあるよ。掃除もちょっとはするよ。

勉強もしたほうがいいし(通信教育にお金払ってる)ゲームも面白いのに保留にしているものがいろいろある。

なのに手につかないよ、こういうの、ユーリオンアイスぶり…

 

おっさんずラブ好きでユーリオンアイス知らない人は…あれ?おすすめしていいのかしら。

 

まあいいや。

で、私は考えた。おっさんずラブ見ながら、そして土曜の夜中から日曜の終わりまではなにかに打ちのめされても何も手につかないのはよくない。同居人相手にあーでもないこーでもないと泣き言を言い続けるだろうこともよくない。

そのへん、ユーリオンアイスの沼にハマったときにお互い経験しているからね、ちょっと直したほうがいいよね、って…

だから考えた。おっさんずラブをBGVに、ガンプラ作るしかねえ…って。

 

だって本当に、たぶん6話最後まで見たら私死ぬしね、土曜の夜中まで死にそうな状態でTwitterおっさんずラブタグをジリジリ見ていたりするのも辛いじゃない?

で、本を読むのは気もそぞろじゃない?それならもう、プラモ作って紛らわせるしかないじゃない?プラモ作っている間はBGVは頭に入るだけ入るし。たぶん没頭できるし。

ご飯を作るのがおぼつかなくなったらまずいから、さっき土日食べる分のおかずはいっぱい作った…えらい、わたし。

 

そのくらいハラハラしているのよ、わかって!!

 

 

で、1話から見直しているんだけど、はるたんはむさしの乙女な部分も自分にはないな、と思いながらも抱きつかれて泣かれたときには頭をなでてあげたりと否定しない優しさを見せているのよね。

2話ではロリで巨乳が好きなはずなのに牧くんとは離れたくなくて忘れたくもないし男じゃなかったら嬉しかったのかとか自問自答している。

 

episode3 君の名は。

episode3 君の名は。

 

3話ではむさしと蝶子の板挟みでコメディ色強めな中で牧くんが武川主任にしょっちゅうキレられて心配したら牧くんからキレられたという…どちらかというとむさしの出番が多くて牧くんはあまり出なかったね。むさしのシャワーシーンという謎のサービスがあったけれど。 

それにしても田中圭さんは横顔が綺麗ね(なんかよく田中圭さんを褒めているな、わたし)。大塚寧々さんの美しさはとんでもないレベルだけど。

サイゼっぽいところのシーンはやけ田中圭さんは綺麗に写っていたな。

はるたんの人の良さがよく出ていてむさしと蝶子の離婚を本気で阻止しようとしつつ、自身を振り返って反省しているとこ好き。立場の違いからか、困り方が牧くん相手とぜんぜん違うのが興味深い。

 

episode4 第三の男

episode4 第三の男

 

 はるたんのマグカップとおそろを私の職場の嫌いな若い女性が使っているの辛い。

必死でむさしをやんわりと拒否しているのだけど奥さんいなかったらどうしていたのかなあ。というのが6話でわかるのかなあ。すごく丁寧に拒否しているの、ちゃんと上司を立てていてえらいよなー

主任のアプローチはノンケかゲイかチェックだったんだろうか…でしょうね。

牧くんははるたんにキレながらもお弁当を丁寧につくってやる優しさを見せている、と。

ちずちゃんがはるたんに提示された彼女アピールリストを「こういうことする女嫌い」というところ好きです。私も嫌いだけど上記のマグカップ持っている人がそういうことする女なのだよ。うっざ…

しかしちずちゃんとベタベタする時のちずちゃんへのむさしの「人を何人も殺してきた」感ある目線…本当にむさしおもしろい…

からの、牧くんの左手を攻める主任の小指いやらしい(リアルタイムからそればっか云ってる)

そしてこのへんからずっと牧くんの表情がくもりがちになってくるんだよ…

残り物で作っておもてなしする若妻感ある姿、若い頃の安田成美みたいで好きなんだけど牧くんここからずっと可哀想だよ主任と手を繋いでいた件を「よかったね」と云われたときのあの顔。

主任からいろいろ云われる時の悲しそうな諦めに満ちた顔。

可哀想で美しいのよ…

で、むさしとはるたんが出ればかならずコメディパートなんだけどライトの演出ハンパないな「わー聞こえない聞こえない」のシーン。

むさしには「恋愛感情じゃない」とお断りできるのに牧くんにはそれ全然云わないしいつだって必死で引き止めるの本当にドキドキする。牧くんには依存しているよなー

 

「はっぴーはっぴーらーぶ はっぴーはっぴーらーぶ はっぴーはっぴーらーぶ」

 

「お前と俺の仲だろ(これ牧くんにも云ったことはある)」の時のうつむきがちの牧くんが2回短く瞬きするの、泣きそうなのちょっとこらえる感じがする。本当に人の心を掴んでくる表情するよね、林さん…

で、泣くのはむさしなんですけれども。めそめそしているんですけど。お向かいにいる蝶子さん、お母さんみたいなしょうがない顔していらっしゃる。

 

やっぱり主任の名前出されておかしくなったよねえ…

それまで牧くんの理性と忍耐で現状維持、はるたんの望む楽しい生活を送ってきたけどそれじゃ続くわけないものな。目の前で好きな人が別の女の子に優しくしたり仲良くなろうとしていたらそりゃあ見ちゃおれんわ。で、牧くんのことをなんとも思っていなかったらそれを引き止めなくてもいいのに全力でひきとめるじゃない。

はるたんいきなり男じゃない。

 

見てるこっちは美味しいけれど翻弄される牧くん大変だよ…そらあ5話でじゃあ付き合ってくれって云ってみるよね…

 

はあああああ…

 

 

プラモ作るか…それより先にこたつをかたづけようぜと同居人が言うのであった…同居人が時々モルガナだわ…

 

 

それにしても、私がちずちゃんの立場だったら4話の終わりと5話の初めで、綺麗なマッチョが上半身裸で可愛い男の子をバックハグしているのを目撃したら嬌声あげながら写メめっちゃ撮るわ(根っこが腐ってる)感謝しながら!

 

 

5話はもう感想書いているけどいまちょっと見方が変わっているから改めて、牧くんの表情を中心に追いかけているけど、付き合ってくださいって云ったのはどうせ断るだろと思って揺さぶりをかけたんだろうな。で、うっかりOKもらったからちょっと唖然とした表情をしているという、ね。

 

 

中学生みたいなクソダサいパーカーを捨てましょうね、ってやりとり、どこかで見たことがあるなあ、あっちではネクタイ燃やすって云っていたけど。

 

はるたんは男友達の延長みたいな、色気があんまりない感じなんだけど、服のコーディネートをこれからも頼むとか、未来を無邪気に約束しがちで牧くんはそれを「やだ」って断っているのは未来をあまり信じていないからなんだろうな。

で、ちずちゃんを誘う誘わないのところでの牧くんの表情よ…

いろいろわかっているけど現状に甘えたくて云わないでいる牧くんほんま…胸が痛くなるよ…

 

はるたんが牧くんとカップルに見られることを嫌がるのはなんでなんだろう…中学生みたいな感覚、と公式では表現されていたから照れくさいってやつだろうか。中学生の付き合いたての男ってそういうところあるの?(そういう男と付き合ったことがないからわからないわし)偏見の目で見られることに対する本能的な防御、のほうがしっくりするけれども。それが牧くんをかばってのことの要素が強い気がするけどな!

むさしが1話で泣き崩れたときもむさしの名誉とかイメージダウンとかを気遣って牧くんを追い出しているし。自分のことより相手のことを考えているところはあるけど、相手を絞り込みがちだから3人目を気遣えないときがあるにはある。

牧くんのことを気遣うあまりにちずちゃんの気持ちに気づかないとかもあるものな。

牧くんをいっぱい傷つけていることは自覚しているらしいはるたんが5話でいろんな男気を見せたけど、男気暴走しちゃったね…

でもなんか必死に「もう傷つかなくていいんだよ」と言いたげなのは伝わってくる。突っ走る方向が牧くん(と私)の求めているものとちょっと違う気がするけれど、偉いぞ。

 

でも6話でとんでもねーことが起こるんだろうなあ…はあああああ

 

2018/05/26 18:34

おっさんずラブ2話と5話をモニターで流しながら。