最後のホッジンズさんのセリフが全てよね…
この作品は嗚咽とともに見ている感じですが、今回はまたもう…
ギルベルト少佐が死亡フラグを予め立てていたおかげでヴァイオレットがホッジンズさんの庇護を受けることになったのだけど、ホッジンズさんは家がすごいお金持ちだったから前線に立たずに済んだらしい。そこからの郵便事業なのね。
ヴァイオレットが少佐からの言葉の意味を知りたくて始めた自動手記人形の仕事がヴァイオレットに生きる意味を与えてくれる展開、ある程度読めてはいたけど振り返ってみるとやはり大事で、彼女を立ち直させるきっかけもまた手紙であるという展開はやっぱり感動的でした。
戦争ってのはその時間を過ごした人も、その内容も知った人も傷つけるものだとわからせる語り口、吉田玲子さんは様々な作品の脚本を手がけられているけれどこういう重たいものも上手で素晴らしい。
一応一話完結のような体裁だったけれどここへ来てすべてがつながり、ギルベルト少佐に云われた言葉を胸に改めてホッジンズさんの前に立ったヴァイオレットにかけた優しい子安さんの言葉が本当に本当に良かったです…泣くほど想ってくれる上司がいてくれるだけで十分幸せなんですよと私は伝えたい。
それにしても、ギルベルト少佐はさ、髪下ろしたほうがいいよね!もともと若い人っぽいものね!
いやー、ポプテピピックが回を増すごとに面白さがわかってくるのとはまた別で、この作品は毎回毎回が美しくて感動的ね…