見たら語尾が「バカヤロー」になるという「アウトレイジ」を見ました。
んもう、むちゃくちゃ…
最初は人物相関図がピンとこなかったけれど人がバッタバッタ死にだしてからは分かるようになりました。
面白いかとかどうかはよくわかんないけれど男前は男前に撮られているし(椎名桔平さんとか)ゲス野郎はゲス野郎として撮られているし(モブのようなヤクザに見えないからポン引きに引っかかるヤクザとか)、痛いし、怖いし、よくこんな美しくない世界でこういうお仕事が成り立っているなあって…現実の世界を憂いたり。
これでも(このブログのカテゴリからはピンとこないだろうけれど)私は雑誌オリーブで育った人なので、そことは対極にある世界を見てしまってあー怖かった。
でも面白かったかも。
小日向文世さんと加瀬亮さんの「日頃の役柄とはぜんぜん違う感じがする」雰囲気、良かったです。加瀬亮さんはなんでもしっくりハマりそうだけれども。
暴力的な映画はあんまり好きじゃないので北野映画は殆ど見たことがないのですが、役名水野が殺されたあとのカメラワークが国際映画祭で受賞しそうな感じがしました。あと新幹線での殺害シーンとか。でも車内が真っ暗になる瞬間はないわなーっていま気づいた。
実は塩見三省さんが見たくて*1たんですが、「アウトレイジビヨンド」から出られるらしいので…ええ、一緒に借りました。5日以内には見ましょう。
Olive オリーブ 1996 1/18 新年合併特大号 表紙 小沢健二 フリッパーズ・ギター
- 作者: 遠山こずえ
- 出版社/メーカー: 株式会社マガジンハウス
- 発売日: 1996
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通巻300号分家に置いていたが、面倒になって4万円くらいで売り飛ばしたのでした(この辺がオリーブ少女成分をすでに捨てている感じもするが、過ぎ去ったものをいつまでも保存しておくのもどうかと思うよ。読みすぎて好きな記事は頭のなかで割りと閲覧可能だし)。