夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

辻村七子 宝石商リチャード氏の謎鑑定 導きのラピスラズリ

 こりゃあ4巻まで一気に読むべきだ。あとユーリが好きな人の80%くらいはこのお話が好きだと思うよ!

銀座の店「エトランジェ」を閉め、正義の前から姿を消してしまったリチャード。新たな店主として現れたリチャードの師匠、シャウルから情報を得た正義はイギリスへと向かう。リチャードの失踪の原因となった何かがある国へ。旅の途上、リチャードの親族と名乗る男ジェフリーが正義に近づいてきて?美しき宝石商を苦しめる過去の因縁と、「正義の味方」の決断は!?

今回は謎をとくのはほとんど主人公の方で、相変わらず無鉄砲ながらリチャードさんのそばで培ってきた知識が花を開いていろいろ冴えていたような気がする。

リチャードさんへの想いに関する結論がすごいから!

私の性癖にどストライクだった!

読みながら何度「おっふ」と云ったことだろうか。

根っからのBLよりこういう話のほうが好きだなあ。ギリギリのブロマンス…

でも愛し合ってる自覚あるの。付き合ってないけれど。

肉体に頼らない感じはあるけれどまったくないわけでもなし。

お互いにノンケなので距離を起きつつでも好き!って気持ちがあるのはいいよね!!

主人公はリチャードさんの胃袋を鷲掴みにし、リチャードさんは美貌と優しさで離れずにそばにいて状態よ…

 

そらーわたし室井さんになるわ!

スパシーバスパシーバ!(わたしロシア系なので

 

ああこんなに楽しいの久しぶり…

もう1回読もう。このお話のテーマは「愛」です。