公開時から見ようと思っていたのに今日まで見てなかったやつ。
ヒュー・グラントがニューロマンティック世代のスターであるもののいまはパッとしないアーティスト役、ドリュー・バリモアはたまたま彼の家にピンチヒッターで現れた植物係だったのが、作詞のセンスを見いだされるという無理矢理感ある設定だけど、そうでもしないと元スターとパッと見はごく普通の人とは出会えないのか。
というのはさておいて、元スターのころのビデオクリップが出だしから使われているのが非常に出オチでそこでもう面白い。「モーリス」やっていたころはこんな俳優になるとは思っていなかったよ私は…
ドリュー・バリモア演じるソフィーのサイテーな元カレを演じる人とヒュー・グラントどちらもジュリア・ロバーツの相手役をやったことがあるなあと思いつつ、今回はドリュー・バリモアで正解。等身大のぽっちゃりで可愛い。
変なラブコメなんだけど大人になって見るとちょうどいい、こういうちょっと変だけどちゃんとした人ばかりだよね、大人って、っていう大人たちとエキセントリックだけどピュアな若者がいいスパイスで、エンドロールで語られるエピソードもひどくて面白くて。あんまりなにも考えたくないときに見るのにちょうどいい映画でした。別にいまあんまりなんにも考えたくないほどしんどいわけではないけどね!