夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ドラムライン

 プライムビデオで。前から気になってはいたんだけど団体行動と団体競技に抵抗感があるうちは素直に見られないだろうと思っていた。たしかにそんな目で見ると最初から合わない。

 データ版のジャケットのほうがいいね。なんでこのジャケットなんだろ、BD版。

突出した才能があるが天狗で調子こいてる子が鼻っ柱を折られて折られて折られて才能とチーム、目上の人との折り合いをつけていく感じの話しなんだけど、ドラムが好きで素直でただ実力が自分より下な奴が偉そうにするのが嫌い、ってだけでお互いを認めあったらうまくいくのは悪くない流れ。誰かが思いっきり悪いってわけではない。あとこの性格誰かさんに似ているから生意気なところが痛々しいけれど嫌いになれない。

 

実話らしいのだけど、そんなのはどうあれ、アメリカの大学のガチなブラスバンドは見ていて気持ちがいい。すごくパワフル。私は吹奏楽部にほんのちょっとだけいたけれど、大して音感がよくない陰気でセンスの悪い先輩に嫌気が差して辞めたくちなので、本当には好きでもなかったんだろうなとこれを見たら分かるし(好きなら辞めない)部活自体が生温かったなと思い知った。

 

使用された曲がどれも好みなのもいい。ドラムのキレの良いリズムを聴きたくて見てみたけれどこれは映画館で音響の良いところで肌で感じたかったかも。

アトランタアフリカン・アメリカンだらけのチームに黒人が好きだからと果敢に挑戦するアイルランド系をふつーに受け入れて仲良くやっていくのもいい感じだった。

ヒロインが非常に好みだと思ったら若いゾーイ・サルダナだった。いまほどオーラはないけれどやっぱり美人。

いい青春映画だった。ただし団体に溶け込んでいくことで尖った牙が丸くなるのはアリなのかナシなのかこれからも考えてしまうかもね。

 

字幕版は独特の訛りとアフリカンアメリカンにしかないいい声がたくさん聴けるのですばらしかったけれど吹き替え版は主人公を浜田賢二さんが主人公を演じているのでそっちも見たいかも。

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