夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

一旦廃人離脱

BROTHERS CONFLICT 2 (シルフコミックス 27-2)

BROTHERS CONFLICT 2 (シルフコミックス 27-2)

勝者はどっちだろう…
この調子だと2期の4巻の表紙は棗と昴かな…雅兄だったりして。

前からDGSで知っていたとはいえ、アニメから気になり、原作というか棗の一通りにハマっていろんなものに手を出しました…
ちょうど仕事で精神的に参っていてなにかに逃げないとブチ切れるところだったから、この廃人の日々にどれだけ助けられたか。
最初はどいつもこいつも主人公に惚れ込むやばい兄弟の、外に住んでいて三つ子なのに残りの双子に軽くハブられていて、よく濡れてまう人(でも声が好き)としか見ていなかったのに、アニメ9話でなにこの人、と。おいしいじゃないかと。そして原作を読んだらビジュアルはずっと綺麗で素敵でなのにリーマンだわ、いいところいいところをとっていくわ、乙女の夢をこれでもかとやってくれるわ、なのにリーマンだわで気づいたらもうこいつしか見えへん状態に。

こんなはずでは、あのアニメを爆笑していただけだったのに。

いまでは来月号のシルフが怖くて辛くて心が痛い、会いたいけど傷つくのは見たくない、とかもう変なことになっているのですが。
あまりに辛いと心が疲弊するだけなので、次のシルフが出るまではもうとりあえず保留。
1ヶ月後にはもう落ちない方がいい受検もあるし、仕事も新たなターニングポイントを迎えたのでそっちもある程度逃げていられないというか、ちがうもので心の処理をしなければいけなくなったというか。
モンハンあるしポケモンも発売されるしなー
でもそれよりずっと棗が好きだからときどき本を読み返すよ。ドラマCDも聴くー

それにしてもここ一ヶ月、たのしかったなあ…

ブラコンのことをブログに書き出した最初ごろに、アニメだけの印象で13人兄弟をひとりひとりあれこれ書いたんだけど、いまと随分ちがう。
改めて触れてみよう。


長男 雅臣:ゲームやっても何を知っても一番印象が変わらず、安心できるお父さん。ちぃちゃんが出て行くとなったらかわいそうだな。
次男 右京:先日ゲームで攻略したばっかなのだけど、私には無理な人だった。ドSはSっ気ある人が苦手というか、いい大人がJKになにしゆうがか、と思うのであった。でも原作でもアニメでも安定のロッテンマイヤーさんであまり存在感があるとは思えないのが気の毒。声は大好き。融通が利かなくなったレゴラスと恋してるみたいだった(もう全然違うと思う)
三男 要:原作では一番初めに手を出す人だから、アニメのチャラさとはまた印象が違うようで、祈織が絡むとまたキャラが変わって、忙しい苦労人のイメージ。光をぶん殴ったところではスカッとしたなー
四男 光:なにか飛び道具を持ってそう、という私の予感は的中。ひどすぎて却って気持ちいい。最近オネエキャラ返上しすぎ。もっと、もっと高笑いを!!
五男 椿:キャラクター的には嫌いじゃないが、梓とセットになると途端に鬱陶しくなる気がするのは私があんまり腐ってないから。ちぃちゃんにわりと早い段階でチッスしていたが、ゲイをごまかしてノンケのふりをする人に見えてだな…声はぴったりすぎて、もう彼にしか無理。
六男 梓:誰でも多少お痛をしても私は「大暴落」とは思わない方だけど、梓はちぃちゃんを好きになればなるだけ魅力が減って行ったわあ。眼鏡だし美男だし上品だし、鳥さんだしで魅力的なのにな。今後は椿とお幸せに。
七男 棗:るいるいと並んだ時に手をクロスしてパクパクするその手。顎のほくろといい、つっこまれるところたくさんあるのにその一つ一つがどストライク。顔も声も背中も好き。歌声もすばらしすぎて、中の人が別件で歌ったデジモンの曲ですらハート撃ち抜かれたわ。ぶっきらぼうだけど気を許した相手には優しいとか、なんだかんだ言ってじつは雅兄とおなじくらいちぃちゃんに懐かれて距離感がおかしくなっていたりとか、公式から卑怯だとかチートだとか言われているとか、話題になる一つ一つがいいんだな。ゲームはエピソード的には物足らなかったけど存在感はすごかったから好き。
八男 琉生:一番心根が純粋でちぃちゃんのことを思っているので、棗がだめだったらこの人がいいなあと思っている。いざという時の癒やし役ってだけじゃもったいない素材。声や話し方にも慣れたというかやみつき。はやくフランスから帰ってきて欲しいなー
九男 昴:DTのイメージに加え、ゲームのせいである疑惑が。声は大好き。キャラソンとか気になるけど、中の人オススメの曲をキャラソンにしていいのでは。この人が選ばれたらいやだなーと思うのは、同じ彼氏面でもしっくりしないというか、すっきりしないというか、華がないしドラマもない。ごめんなさい。
十男 祈織:この人がいるのは異界化した吉祥寺ではないのか、と思えるほど違う世界を見ているし背負っている。昔の少女漫画で乙女の心象風景で想い人が半裸で腰布だけで翼が生えているのが当たり前の表現方法であった頃の感じが似合うような。ヤンデレじゃなくてメンヘラとはよく言いました。兄弟で一番美しいのだろうけど、次元がちがう気がする。噛み合わない会話にイライラしそうだけど顔だけはずっと見ていたい。
十一男 侑介:2期になってかっこいいところを見せてるのでまさか、と思ったけどここのところはただのちぃちゃんのそばにいて見てる人扱いで一期とかわらず不憫。いい子なのでこいつなら仕方ない枠が採用されてもいいと思っている。幸せになって欲しい。
十二男 風斗:こいつに復帰のチャンスはあるのか。こうなると2巻のフルボッコぶりがかわいそうだけど、生意気で滑っている年下っていやなのだ。でもキャラソンのアルバムで棗とふたりで歌そうなので、それは是非聴きたい。ビタミン思い出す。アニメのラストはホットペッパーのMADを思いだした。するめまんじゅう。作られそう。
十三男 弥:もっと早く生まれてきていたらな。梶くんはすばらしかったよ。しかし攻略対象とはまったく思えなかった。
ジュリ:UMAすぎてな…もっと活躍してもいいと思うんだけど、だんだん出番が減っていっているような。ゲームのルートは…わざと泣かせにきた感じで私的にいまひとつ。

さーすっきりしたのでカルフォルニアに帰ろう!


後日。
カルフォルニアと猟団なう。
でも私の頭から彼の姿が消えることはなく、これはどうしたものかと胸の苦しい日々。
しかしよく考えて、なにがツボって、なによりも彼が華々しい立場にいる兄弟の中で学生の侑介はさておき(でも東京六大学の学生と見なしていいんだよね)、一番地味目な職業についている棗が立場的に有力でやっていることが派手でヤバいというギャップにやられているんじゃないかと思った。医者も弁護士も僧侶も作家も声優もモデル王子もプロスポーツ選手もアイドルもカリスマ美容師もいるのに、リーマンが要所要所押さえている。メガネを外しましたとか髪を乱してみましたとかそういうギャップには萌えないけどサラリーマンが最強というギャップには萌えるんだよ!!リーマンなのに王子は別世界だから放っておいて、他の人たちより華があるんだよ。魅力的なんだよなにこの人。学生の時のワンカットですら目が離せないんだよ。
茶髪も喫煙者も堪え性がない人も嫉妬深い人も割と俺様で天然でずるい人もリアルにいたら絶対好きになれないのに、どうして全てを兼ね備えると目が離せなくなるのかしら。
とんでもないものを生み出してくれたなと苦しい日々は続く。