夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

アルゴ

アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]

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ベン・アフレックさんごめんなさい。
ってこの映画を見て本当に良かったらまず書こうと思ってたの。で、やっぱり書いちゃった。
ベン・アフレックといえば、グッド・ウィル・ハンティングでアカデミー脚本賞をマット・デイモンと一緒に受賞した時のはしゃぎっぷりが可愛かったけれど実際演技をしてみたらなんかアホな美形にしか見えず。
アホっぽい映画しか出ないし。
なにやってもベン・アフレックにしか見えないし。
残念な美形俳優そのものだなーと長年思ってきて、でも作った映画はすごいんだよといろいろ聞いてきたのだけど、作風が私の好みじゃないので(たいがい犯罪の匂いがする)見るきっかけがなく、今日まできた。
今回の「アルゴ」もどちらかというと好みじゃないのだけど、実話であるというのと、SF映画を作ろうとしていたという部分に興味を惹かれてiTunesのレンタルビデオで視聴。
やっぱりこんなの苦手だよ!という野蛮な国家による蹂躙や恐怖のスリルをくぐり抜けての脱出劇に終始ハラハラさせられた。
イランの革命といえば縁遠い幼児の私でもホメイニ師の顔と名前は覚えてしまうほど当時を賑わせた国際問題で、きな臭い印象があったのだけどやっぱり怖い世界だったんだなあ。
それをSF映画を作るという建前で救出劇を企む話なので、さぞ大掛かりで、ちょっと笑えたりもするのかと思ったら、本気で冗談をやっている。ガチ。CIAもガチなら、それを作るベン・アフレックさんたちもガチ。
多少の脚色もあるんだろうけどぎりぎりのスリルを突きつけてきてあまりの緊張感に映画館で見なくて良かったと思ったほど。途中2回くらい息抜きしたもの。
SF映画を作るということのもっともらしさは現場の混乱を理由に浅くですんだのもリアル。
愛国映画とも言われているけれどアメリカだからべつにいいよ、彼ら強くても私よくわかんないもん。と、思いつつも奥さんの家で国旗がはためくのはニヤリとさせられたり。あれ、あるとなしとで大違い。
でもやり遂げたことは大きいし、兵士が潜入するより平和的にハッタリで逃がしたことに功績は大きい。兵士が暴れまわって敵側を大量殺戮して人質を助け出す映画よりずっと良かった。
ハリウッドで協力したスタッフの中にジョン・グッドマンがいたことにより私の中でうさんくささが増したけどアラン・アーキンと一緒にいい味付けだった。実際のモデルにそっくりだったんだね。
こういう映画は超苦手だけど見て良かった。おもしろかったですよ、ベン・アフレックさん。

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