夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

最近読んだ本と読んでる本と一旦中断した本

最近読んだ本

ならずものがやってくる

ならずものがやってくる

すごく評判が良くて、確かに読むに値する本だとは思うけれど登場人物が半分の割合でジャンキーだったり、人生の長い変遷の中でなんだか収まりが悪かったり、超展開を迎える人とか、善良な日本人の私としてはファンタジーに近い部分もあった。中心になるサーシャとベニーのどうしようもない癖の方が距離が近いかな。でもそれは長い人生の中のほんの束の間の苦しみにすぎなくて、過去も現在も乗り越えているのか薄まっているのか、なりを潜めている。そんなものだなあと思いを馳せる。連作で、話によってはとても凝った作り方をしていて、なのにどれも入り込みやすかった。でもこれを去年読んだとしても私はこれはベストにならないだろうな。何年か後に読んだことを思い出せる本だけど、感動するってほどではなかった。でもレアの話はクールで愛のある傍観者の視点がよいし、アフリカの話はその語り方がすごくて切なさと怖さとどうでも良さが混ざっていてびっくりできた。

いま読んでいる本

ドラキュラ紀元 (創元推理文庫)

ドラキュラ紀元 (創元推理文庫)

一旦中断した本
クラウド・アトラス 上

クラウド・アトラス 上

次に映画公開に向けてクラウドアトラスを読んでいたら、調べてみたら地元の映画館で公開する予定がなさそうなので、無理に急ぐ必要はないと気づいた。せっかく見たかったのに。ハル・ベリーの美貌が大好きで、ベン・ウィショーも気になる。あと、お兄ちゃんがお姉ちゃんになったことをあえてあまり触れられていないマトリックス姉弟とキェシロフスキのことが大好きなトム・ティクヴァが監督というのも気になる。
で、読んでいたらこれもまた連作ものなので、連作ものは短編集とは違ってつながりはあるくせに話が途切れ途切れでお話によっては集中するのが難しいので、続くと疲れるんだな、と思いつつ、そもそもいま、一番何が読みたいかって、時代物で幻想的なものなのよ。
ということでやっと、本当はずっと読みたかった「ドラキュラ紀元」を手にとったのでした。
あと、ハードカヴァーは腱鞘炎にもきついしな…厄介すぎる。
持ち歩くにも重いし、大きいと傷つきやすいし、自分にとってはハードカヴァーはあまりメリットがない。ものによってはインクと紙の匂いが素晴らしくてうっとりするけど。
楽しみだなあ、ドラキュラ紀元

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