- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: Video Game
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前作はやっておらず、小学生女子向きゲームというイメージが強かったので直前まで買う気はなかったのだけど、たぶんゲームの禁断症状が出ていたのとなんだか面白そうな予感がしたから買ってみた。
これは、元スタイリストから店舗経営を始めたミキというショップの店長に見出されて(ゲームのやり方次第では)1週間以内に店舗を丸投げされてやたら財布の紐がゆるく、こちらがうまく提案できたらあっさり買ってくれるお客様にお洋服を売りまくってお金を稼ぎ、コンテストで自分のステイタスをあげていくゲームである。
これを普段販売の仕事をしているといろいろ「ないわあ」と思いつつも、店舗改装がわりと簡単にできたり要望を聞いたらさくさく喜んで買ってくれるお客様など夢のような自由な世界にうっとりしてしまう。
子供向けと侮ってはまずいほどに服や髪型、メイクのラインナップとお客様の判定基準が幅広く、現実に着たいファッションが多いのが魅力。服を買ってコーディネートするゲームといえばちょっと語弊はあるけど自分でやったことがあるのは「ときめきメモリアルGS」シリーズだったのだけど、あのゲームの服のセンスが微妙だっただけにゲーム界が発想するおしゃれなんてそんなもんと諦めていたけどこれはすごい。ジャンルもいい。ロリータとゴスロリをちゃんと線引きしているあたりが分かってる。アジアとエスニックを線引きしているあたりもわかってる。
価格も商品構成も妥当で、今回導入されたらしい鞄、むしろないとまずいですから!靴もちゃんとしてる。ミュールがつっかけに見えない、ちゃんとミュールだし。
要望通りのコーディネイトが決まるとお客様が喜びを表現してくれるのだけど、そのエフェクトが可愛かったり綺麗だったり、成功すると嬉しくなるよう作られているのもいい。
今回から男性のコーディネイトもできるようになったのだけど、男性のバリエーションは女性ほどじゃないにしても幅広くて学生風からセレブ、チャラ男までお客様で来られる。子持ちが多い気もする。アルバイトにも青年が志願してくる。デフォルトで女子もいるけど。彼のコーディネイトも私ができるのだけど、まず服を全部脱がせるところから始めてもいいんだけど、これ、小学生女子がメインターゲットですよね??いや、おねーさんも彼を脱がせてはしゃぎませんけどね。ちなみに自分も含め、バイト女子も脱がせることができる。なんだかリカちゃんを思い出しちゃう。私はね。でもこういうのが好きな男の人、いそうだな…
小学生女子がやるにしては出てくるお客様のほとんどが10代後半から30代なのだけど彼女たちに大人の趣味を理解させるのにはぴったりなゲームではある。大人も良くやっているようだけど、Webで自分がコーディネイトした服を売る際にちょっと見た限りではロリータファッションを集中的に公開している人が多い。私もだけど。夢いっぱいで可愛いのよね…姫ギャルも自分にはできないカッコだから面白いけど。逆にガーリィとかフェミニンは自分でもやりかねないからか好まない。自分の普段の姿はパンクとプレッピーとポップだけど。
面白いし頑張れば頑張るほどできることが増えるシステムなので燃え上がって夜明けを見るくらいハマっている。そして仕事中に女性の服を見たり、お洋服屋さんのマネキンを見ると妙に胸が熱くなる。もともとおしゃれは好きだけどもっとおしゃれしたくなるような、つまり女子力が上がるゲームなのです、これは。TVゲームにはほとんどない効果。女子ゲーマーさんはもれなくやってみたらいいと思う。
ときめきメモリアル Girl's Side ダブルパック (1st Love Plus & 2nd Season)
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2012/10/25
- メディア: Video Game
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