夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

SFマガジン700【海外編】(とりあえず「息吹」だけ)

 2019年12月4日にテッド・チャンの待望の最新作品集「息吹」が発売されると知ったのですが、よく考えたら「息吹」ってアンソロジーに所収されていないか?って調べたら持っていたので読みました。

実は「息吹」に所収されているもののうち、「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」も既読。そしてこの度のSFマガジンで公開されたものも手配したのでその気になれば読む。

息吹

息吹

 

 これがね…短編ながらとんでもない読書体験になってしまった…

あくまで私的な話なんだけど、性癖と性癖の玉手箱やああああ!って感じ…

 

読んでいくうちに語り手と語り手のいる環境を知っていくんだけど、これがもう、私の想像を及ばないレベルで。でも理解していけるんだけど(あくまで私は)。

とんでもないセルフ人体実験の果てに恐ろしい事実に気づくのだけど、そこからの身の処し方、心の置所がとてつもなく美しい。

 

あまり詳しく書きたくないんだけど、私は否応なしに訪れる終末*1とか、まったく想像の及ばない生命体が活き活きとしている*2のが大好きなんですよ!その大好きが詰まっているんですよ!

冒頭あたりは「これの何処がSFでもかなり上を行くすごい作品なんだろ」って思っていたんだけどかなり上を行くすっごいすっごい作品なんですよ!

 

 終盤近くの言葉が本当に私に語りかけているようで、特に多様性に関しては読んでいる時点で既に体感しているので書き方というか語りかけ方が丁寧で巧妙なの。

最後はでっかいため息をついてしまいました。

すごかった…すべてを理解したとも思えないんだけど面白かった…また読みたいやつだ、これは。

 

他の作品も読もう。そうしよう。(アンソロジーの他の作品も、テッド・チャンの他の作品も)

*1:幼年期の終り」とか「百年の孤独

*2:火の鳥ドラえもんのそういう感じのエピソード、ケン・リュウの短編とか

秋クールドラマ視聴事情 #おっさんずラブ #シャーロック #俺の話は長い #時効警察はじめました 他

いまのところ2挫折3保留3追っかけ?

これ売ったらいかんやつじゃないの?

 

 挫折したのは「4分間のマリーゴールド」と「モトカレマニア」でした。4分間の方は決して明るい話じゃないので、私は辛気臭いの苦手なのでそういうのが好きな人が見たらいいじゃんって遠のいてしまった…菜々緒様の足は美しく、横浜さんは素敵なんだけど作風が重たいと無理なんや我…

「モトカレマニア」は面白いかもしれないけど同年代なら共感できるところもえらくテンション高くいろいろ主張されると見ていて疲れちゃったのでもういいか、って。でもガンバレルーヤよしこさんの、ああいうドラマによくいる男前系女性っぷりが素晴らしいとは思ったのよ。面白いほどの変貌ぶり。

 

視聴継続中は「時効警察はじめました」と「俺の話は長い」と「シャーロック」。保留は「ミス・ジコチョー」と「ニッポンノワール」と「G線上のあなたとわたし」とまだ始まってないけど「おっさんずラブin the sky」だね!

時効警察はじめました」はいい意味で時間が経っていていいところはそのまま、新しいところも私は好き。もともと吉岡里帆さんも磯村勇斗さんも好きだし。

ミポリンって演技どうこうより声がいいなあとか、向井理さんが脇汗びっちょびちょって…とか、ゲストが弾けてるのは今回は強いかもいや、今までも杉本彩さんとか国生さゆりさんとかすごかったけれど。

 

「俺の話は長い」は生田斗真くんが口が立つダメニートでそれを真っ当に就職させたいキツいお姉ちゃんが小池栄子さん、お母さんが原田美枝子さん(好き!)、思春期独特の悩みを抱えている姪っ子に清原果耶ちゃん、お姉ちゃんの2番めの旦那さんがヤスケンというファミリードラマなんだけど、ヤスケンと義理の弟の関係性が好きで。口が立って色んなものに毒々しいこだわりがあるのにお姉ちゃんの旦那さんには打ち解けているあたりにお姉ちゃんの旦那さんの方の人柄が判るような。

キツいお姉ちゃんの刺々しい言い回しがなんかどこかのお姉ちゃんが若い頃に弟を責めていたのとかぶるわあ…私というか私の妹というか…口のたつ姉姉弟の聞いていて嫌になる喧嘩がテレビの向こうで再現されているのはなんとも言えないし、朝のコーヒーを淹れなくなった件はお姉ちゃん余計なことしたよなあ、やらせておけばよかったのに踏み込みすぎ、とも思ったけれどそれがどう活きるのかが今後楽しみというか。

こんなお姉ちゃんいるいる、とうちのお婿も私を見ながら言ってました…

立場的には小池栄子さんに近いけれど、うちで問題を抱えていたのはかなり前の話だし、振り返ってみて、キツく言っても放っておいても優しくしても結果は同じだったと思うので、優しくしておけばよかったなーって思っていまは優しくしてる。昔はろくでなしのニートだった弟は、いまはろくでなしの実業家で社長職についています…

30分1話で2話構成という新しい試みも面白い。ダレずに2話楽しめる感じ?ファミリードラマならありかも。

 

「シャーロック」は、ちょいちょい原作のキャラクターを思い出したみたいな仕草もあるけれど、奇矯さがわりとマイルドだし(退屈で死にそうになって自殺願望がひょっこり出てきたりクスリに手を出す感じはない…)レストレード警部がかなりフランクで本当の相棒どっちだ、ってくらい距離が近く、岩ちゃんはわりとワトスンだけど、シャーロックに親しみより迷惑してそう。

だけど、面白いのよ。私、顔のいい人が真顔で丁寧にボケてるってキャラクターが大好きで。銀魂のヅラとかそうなんだけど。

おディーン様がとことん真顔でボケ倒してツッコミ入れていたらいつの間にか解決してるのが面白い。別に「シャーロック」ってタイトルじゃなくても、って思わなくもないけど、あの原作を踏襲したいのは姿の見えない敵「もりや」が現れた時点でよくわかったからもういいや、あんまりそこつっこまずにおディーン様の懇切丁寧なボケ(トンチキ変装、なにをやっても美しく浮いている姿)を堪能しよう…と思ったのでした。岩ちゃん可愛いしな。佐々木さんも楽しそうだしな。

 

保留中なのは単に見る暇がないのと、まとめて見るべきかどうかを考えあぐねている感じ。まとめて見るのが面白い作品だってわりとある。「G線上のあなたと私」は原作者はデビューした頃からファンなんだけど最近のは漫画の版が大きくなって単価が上がって、そのわりにはたぶん1回読んだら満足だからどーしたもんかなーって、読んでいません。一番好きなのは「POPS」な!

 

1年前の作品だけど「dele」をまとめて見たら面白かった。特に5話。

#1

#1

 
dele (ディーリー)DVD STANDARD EDITION

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 5話のオチ、かなり好き!ドラクエ11s攻略しながら見たのでいま思い出すとあのすごい一瞬とドラクエの音楽が重なるんだけど。

 

おっさんずラブは毎週リアタイしたほうが面白いだろうけどね。振り回されるしんどさも魅力のうちということで加味してね。

in the skyもそうじゃないのかなー機嫌の悪いときは見る気を失っているが、いまはあと1週間になったので寝なかったらリアタイする、って気分になっている。

ディープなOL民の阿鼻叫喚を目の当たりにして引いたというか…マナーが悪かったり痛いひともかなりいて、あの荒れ模様、数年前にユーリオンアイスで特典映像がユリオとオタベック中心だったり、特典漫画もそうだったりしたのを、ヴィク勇とか勇ヴィクの強火担の人たちが「私達はそれをみたくて円盤全巻買ったわけじゃない金返せ」と言い出したり(お金を返せって言うのは一番その人を醜く感じる言い回しだからやめたほうがいいよ)、仕舞いには映像の作りがリアルの演目と似ているところがあることを指摘してテレビ局とかスポンサーに怒りのメールを送ったりしているのを片隅で見ていたので(私はヴィクトルが好きですが、ユリオとオタベックに焦点があたった特典も楽しめましたよ。内容も良質だったし)あれと同じで自己中で自分勝手で自分の解釈しか許せない人が暴れてるなーって印象。傷ついたって言うのも、期待が大きかったのもあるんだろうけど、ドラマで傷つくメンタルが心配よ。

そりゃあ、落胆する気持ちはわからないでもないけれど、好きがひっくり返るにしてもね、限度があるでしょう。なんで外へ攻撃しようとかなにかに迷惑をかけたり悪目立ちする結果を生むことになるんでしょうね。そうすれば思い通りにできるって思っているのかしらね。

そのへんを目の当たりにしてユーリオンアイス界隈からもそっと距離を置いたのですが、おっさんずラブもそうなりそうなところがあるので、ハッシュタグ検索とかは避けて、画像の無断使用や加工をする人はどんどんブロックして、荒々しい人や愚痴たれている人はミュートして、でも妙に頑張って盛り上げようとしているのも苦手だわって結局私なんで検索してんのって感じになってきているからやっぱりSNS関連からはそっと距離を置いていつの間にか作品のことも忘れていくのかもしれないですね、私の脳の特性上ね。ワーキングメモリー死んでるからね。刺激がないと持続が難しい。

で、目先に現れた面白そうなコンテンツにまたハマるんですよ。ハイローとかね。

 

今回のドラマでなにか大化けするのがあればいいんですけどねえ、とりあえずいま読んでいる小説がとんでもねー化け方をしたので、いまはそっちに気持ちが行っています。

今週の「 #スカーレット 」 第4週(今週の信作くんもあるよ)

ストッキングの内職がここまでクローズアップされるドラマもなかなかないだろう… 

連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

 
スカーレット ノベライズ上巻

スカーレット ノベライズ上巻

 

 大阪で住み込みの女中見習いの仕事を始めたきみちゃんのお給金がかなり少なかったことにがっかりしていたところへ人手不足のちやこさんの新聞社で破格の引き抜きの話が。ゆうたろうさんの協力を経て一日だけお試しで働いて、ちやこさんの日頃の働きぶりやそれに対する評価などに触れて、やりたいことを仕事にする情熱などを知る過程で夢の中でちやこさんが草間流柔道を…え…?

ちやこさんに相談に乗ってもらいながら自分の仕事についてよくよく考えた結果、途中で放り出したくはないと荒木荘で働き続けることにしたきみちゃんに実家の受難の影響が。

 

ストッキングの繕いの仕事で売り物にならないものは戻ってきて、きみちゃんが確認したらたしかに粗いのが判る、大久保さんは言いがかりやいけずはしない。言い回しはきつかったり(私は関西圏、広島、博多と言葉のキツい土地の言葉に慣れているのでそこまでキツく感じないけれど)表情はほとんど崩れずちゃっちゃと動く大久保さんは怖くは見えるけれど、むやみに恐怖を与えない。厳しい人ときつい人は違うというのを先週一週間でそれとなーしに伝えてきたところがあったけれど、本当に間違いのない人だったとわかった木曜日。あの回がとにかく素晴らしかった。

実家で雇っていた暇そうな二人組(おとーちゃんより早く帰ってきて庭先で本を読んでいるとか、どんな仕事をしているのかわからない子たちだった)が有り金全部盗んで出奔し、それでもなにか事情があるのかもと一晩待ってみる優しさもありながら当面の生活がやばいほど苦しくなったために荒木荘にきみちゃんのお給金を前借りに行くことにしたおとーちゃん。それを伝えるために信作くんに電話をさせた直ちゃんのお駄賃を盗まれた恨みもこもった言い回しといい、表面だけ見ると頑張って稼いだお金を掠め取っていこうとするダメな父親とその不条理を一つも不思議と思っていない鬼のような妹のようにも取れるけど、実際荒木荘に来てみるととーちゃんは情けなくて不甲斐ないところはあるにしても根はお人好しで娘が稼いでいるお金を貰っていくことに多少は引け目も感じている雰囲気も取れた。おとーちゃんの姿がどんなふうに見えるかは受け取るこちら次第のところもあるけれど、演じる北村一輝さんの様子から、まったく悪い人には見えなかった。仕方がないなあ、って思うしかない憎めないところがいっぱいある。

きみちゃんもまた頑張って稼いだお金を取られていくという悲哀は微塵も出さず、ちょっと情けない雰囲気を醸してるおとーちゃんに自分から前借りの相談を大久保さんにするよう促したり、今の仕事を頑張るから3年は帰らない、仕送りはちゃんとすると働き者の気概を見せるところに実家への愛はあっても恨みはない感じがいい。

そして大久保さんが何を言われなくても事情をなんとなく察してストッキングはやはり少ない女中見習いの報酬を補填するための内職でしたと言わんばかりに女中見習いのお給金よりお高い報酬を出し、おとーちゃんにはちゃんと娘を褒めて、一人前にする、帰さないといい切ってくれて、なんて素敵な上司なのかしらともう感激が募る時間でした。それまでが厳しかっただけにストップ高。硬軟の使い分けが一流の大人で。そういう人間を描けるこの作品がすごい。

 

きみちゃんがちやこさんに荒木荘で働き続けたいと話した長回しの時間も良かったけれど、木曜日の3人でずっと展開した回もよかった。

大久保さんええなあ、と思っていたら大久保さんは夏には奈良の娘夫婦のところへ行くということでとっとと引き継いだようで金曜日には2年半経っていたけれど。

荒木荘の顔ぶれは変わらないものの、ゆうたろうさんは家賃を半年滞納し、きみちゃんに負担をかけている状態。ダメな人間に優しいところが父親譲りか…

そしてきみちゃんを妹のように可愛がる圭介さんはチャウチャウを連れた小柄の美人に一目惚れ。小柄、は私が身長を知っているから思ってしまうんだけど。佐津川愛美さんは今度おっさんずラブin the skyに出られますねえ。林遣都さんと今作で絡みがあるか分かんないけれどNHKのドラマ「その男、意識高い系」で共演していらっしゃいますね。

一目惚れした圭介さんから15のときから仕事で忙しくしてるきみちゃんに恋の何が判るみたいなことを言われて照ちゃんとやっちまった「いけないこと」を思い出し唇に手を当てるきみちゃん。思わせぶりなしぐさにめっちゃ引く圭介さん、自分より先行ってると言葉にしないまでもこっちまで察してしまう狼狽ぶりが可笑しいのだけど、ツッコミどころ多くて見ているこっちが忙しい。

きみちゃんは自分の中にある恋心を気づかず父譲りの人の良さから応援するって言ってしまったのだけど、どうなるんでしょうかねーってところで来週の予告に大好きな西川兄貴と草間さんとニッコニコの大久保さんが登場。大久保さんあれきりかと思っていたので嬉しいですねえ。

 

さーて今週の信作くん。

やっとドラマ開始前の番宣でやっていた「膝を揃えてお弁当を食べる信作くん」が見られました。揃っている長めの前髪といい、眩しいくらい可愛い。眼鏡女子からラブレターを貰うくらいモテてきているのがまあ中の人がとても可愛いお顔をしているので説得力ありますわね。電話をかけてきたときはあまりの目のデカさにちょっと笑ってもーたけれど、素朴でおとなしい男の子でありながら、気の強い女の子たちに囲まれてちょっと距離のとり方はわかっている感じが漂うのもまたよし。なんというか、振り回されながらも心得てる、って感じ?

しかし照ちゃんは人のラブレター読むとかデリカシーないから未だに友達いないし好きになった相手からフラれるのね。

高校3年なので二人の身の振り方が気になるけれど、大阪来ないかな…とか思ったり。もっときみちゃんと絡んで、そして出演して!ってところですわ。そしてジョージ富士川と共演して琵琶湖が生んだ妖精とエルフが同じ画面に!っていうのを見てみたいなー

今週の「 #スカーレット 」 第3週(遣都さん推しなので注意)

 はー、毎日笑って泣いてる。

連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

 

 15分(主題歌含む)の中によう笑えるところと泣けるところをぶっこめるなと。「まんぷく」のときもそうだったけど。

大久保さんの厳しいところも、理不尽じゃないからいけずに感じないのよね。

ストッキングの繕いは来週に持ち越されてるけど一日二日で片付くより重みを感じる…といいな。

もはや枕の名前が「大久保」になりそうな勢いだけど、月曜の不採用からあっという間に馴染んで仕事もきちんと覚えて仕事に余裕ができて住人の人たちとも徐々に距離を縮めていっているのが特に無理がないのが朝ドラすごいな!って。

ちやこさんは最初は素っ気なかったけどさっぱりして適度に優しいし、医学生は下心があるかないかわかんないけど(ないように見えるのが溝端さんのすげーところで、なにげに最初から「かいらしい」言うたり食べ物あげたりとジェントルマンというかモテる要素アリアリで素敵すぎて心配だよ、既にきみちゃんの親目線だよわたし)ゆうたろうさんという不思議だけど面白くて、家主のさださんはどこまでも真っ当で贔屓目もいけずもない、フェアな魅力を感じたり。

大久保さん相手にはきみちゃんは「ヒィッ」て言いがちだけど、これが恐怖のままで終わるとは思えないのでそこは来週の楽しみにしておきます。

 

で、15歳の少女として周りから変に甘やかされず、理不尽にいじめられることなく社会の厳しさと心を込めて仕事をすることを学ぶきみちゃんと割と対比的に、それまでと生活が変わることなく友達がいないまま学生やってる照ちゃんと信作くんの「ぱあぁ!」と「はい…」が可笑しい。どちらにとっても相手が眩しいのではないかしらん…

娘がとーちゃんの臭い手ぬぐいに臭い言いながら泣き、とーちゃんは気取り済ましすぎて滑っている娘の電話の応対を聞いて声を殺して泣くという、面白いんだけど泣けてしまうという展開のうまさ。いいドラマを見せてもらっているなあという充実感でいっぱいですよ。

下着ショーでキラキラした働く女性の世界を目の当たりにし、新聞社で己のきれい好き、ワーカホリック気味が露呈したところが目に止まり(のっけからいっぱい台詞のあるへーさんというか辻本さんに私が喜び!オール阪神師匠もいるし、キャスティング本当にすばらしー!)働き者のきみちゃんにいきなりの引き抜きの話が!

私としてはもうちょっと大久保さんに揉まれろって思うけれどもな。

百合キスの経験とか信作くんそっちのけで照ちゃんがきみちゃんの相手としてクローズアップしそうな匂いとか(いや、私が感じただけ)来週はそう言えば15歳なんだし思春期だわとようやく思い出す展開も訪れそうな…というかいつまで15歳なんだろ

 

 

で、ここからは今週の信作くんなんですけど(林遣都さん推しなんで!)

イタ電(違う)したとーちゃんが泣いて頑張れ言うてるのをなんやなんやと顔を出した寝起き?の信作くん、浴衣(と言う名の寝間着)を着ていたやないですか。

いまの私に浴衣の林遣都さんはあかんでえ…

 

独立したカテゴリで「おっさんずラブ」というのを作っているくらい、私はおっさんずラブというドラマが大好きでね、それの劇場版が公開されたじゃないですか。

その劇場版の重要なシーンでね、浴衣を着ていらっしゃるんですけどね。

それがね、もう、想像を絶する美しさなんですよ。特に恋人の春田さんを待っている見返りの姿がね。

信作くんっていまのところ照ちゃんときみちゃんという気が強くてしっかりした女子たちに挟まれてオタついているイメージあるじゃないですか、出番が少ないなりに。子役の頃からちょっとおもしろキャラの匂いもする。だから寝間着姿で髪がちょっと寝癖がついていて美しいと言うよりはむちゃくちゃ可愛いって表現のほうが合うしおっさんずラブの牧くんとは全然ちがうんですよ。林遣都さんはとてもうまい役者さんで役ごとに雰囲気がぜんぜん違うから混同することはまずないんですよ。

でもなんか思い出してしまって…胸が苦しい。本当に美しかったからなあ…

「スカーレット」の信作くんはいまのところそのへんにいそうな地味目の可愛い少年ですが、そんな信作くんを可愛いなと思った人で「おっさんずラブ」を見たことがない人は見たらいいかもよ!ぜんぜん違う美しい人が出てくるから!回を追うごとに美しくなっていくから!知れば知るほど林遣都さんという俳優さんの振り幅の広さ、その作品のなかの世界で生きる人として演じる姿にハマるから!

 

いや、浴衣はあかんてー…いや、もっと見せてくれてええよ…

 

予告にも出てこられたので、来週もOPのクレジット待ち、楽しみですね!

episode2 けんかをやめて

episode2 けんかをやめて

 

 あえての2話

仮想的傷心旅行 ロトゼタシア巡りの旅s その3  #ドラクエ11s

 いま紆余曲折あって最後の仲間と登山してきたとこ。

 こうなるとは思わないからのんきにいろんなことをおろそかにやってきたので戸惑いながら、Switch版特典のサブストーリーを進めました。

本当にこれドラゴンクエストかっつーくらいはっちゃけたオネエ話。みんなオネエだったら世の中の戦いもキャットファイトだけで平和に解決しそうなのにね。

 

なんだかんだでいろいろあったのだけどいちばん辛かったのはカミュが記憶を失うところですね。大事なものと一番に浮かべたのが勇者のお顔だったとは(いやその後他の仲間の顔も走馬灯のように)…

 

ところで、私の好きなRPG、敵も味方もいがちなジャック・バウアー

このキャラクターの顎から下が職場の知り合いに似ていてついその人の名前で呼びがち。しかし…こいつもドスケベキャラなのか…

 

世界が災厄に見舞われて仲間が散り散りになったあとそれぞれのストーリーを経てまた集結する展開ってFF6とそっくりだなーと思うけど面白いからいいや!

気になるのは鎧を脱いだジャック・バウアーの衣装がわりとダサいということ…なにその黄土色のハイネック…

 

いままでのドラクエセルフパロディみたいなところもあるし、集大成みたいな雰囲気があるが、既にドラクエ12は開発中らしい。

声が入るとさらにドラマチックになるので声付きは大成功じゃないかしらん。

あとどのくらいで世直しができるかわからんけどとっととエンディングを迎えたいです。そしてカミュと同居したい。

 

カミュと同居したいんです。(切実)

 

なんかちっちゃい魔女さんに関しては不穏な気がするが(ネタバレちょっと踏んだ)いいエンディングを迎えたいなあ…私はドラクエ9も楽しんだクチですが、ドラクエにハズレ無し。これクリアしたら7か8の続きを終わりまでやりたいものですなあ。

やたら勧められる「セトウツミ(映画)」を見たよ

 菅田将暉スペシャルウィークなんかっつーくらい、今週は菅田将暉くんの作品ばっか見てます。特に意識したわけでもないけど…たぶん、嫌いじゃないしいい作品に出てるから間違いなく面白いものを見たかったらこの子、って感じかしらん。

「dele」と「帝一の國(何回目か)」の次がこれ。

セトウツミ

セトウツミ

 

 遣都さんとお友達と噂の池松壮亮さんが出ている作品を見たのこれが初めてなんだけど…

この人、この髪型、この佇まい、最近よくブログに出てくる岩ちゃん好きのお友達にそっくりですねん。その人女性ですけどね。

お友達に似てるなあと思いながら主に他愛ない会話が続く映画をまったりと見ていたんですけど、おもしろいな!他愛ない会話が!私はどちらかと言うと内海くん側なので(相手にとってどの言葉を選べば難しくないかがたまにわからなくて難しいらしい言葉をふつーに使って相手に嫌われてるふしがある)

 

菅田くんの赤いコンバースがえらく魅力的に見える。あと内海くんの頭の回転が早い感じが私にはすごく楽しい。

 

この1年で若手俳優さんをたくさん認識したのですが、認識する前と後とでは「帝一の國」の印象変わるなーって思ったり、この作品でもすぐに岡山天音くんがわかったりで自分に感心しています。興味持つと覚えるの早い早い。

 

部活しろとか言われるの鬱陶しいとかパーソナルスペース広い内海くんが大道芸人さんと仲良くなって瀬戸くんの誕生日を祝うくらいになる感じがすごくいいなと思っているときにゲイかと美少女に言われてキレるとこほんまそれ。彼女いない美男はみんなゲイと思われるとか酷い思い込みよな。

 

こうやって、映画にも色々あって派手な演出がなくても楽しいものが作られるのにな…

この作品、いつまでもBGVにできるわ。関西訛りも耳馴染みがいいわ。私自身が関西訛りやからな。

下手な芸人のコントより会話が面白いのでそういうのが見たかったらどうぞー。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(あんま褒めてない)

 そんな気はしていたけどジュード・ロウはそんなに出ません。そして本当に老けているとは思えないんだけどえっらい老けた役…ダンブルドア先生、この時点でそんなに老けていたのかと。

1作めが好きで何回か見ているんだけど、見ている割にクリーデンスが誰で1話でどうなったか、それほど重要な役割だったとか全然覚えてなくて(ジェイコブとクイニーの方が印象に残りやすいでしょ)今作でクリーデンスクリーデンス言われているのが不思議で「誰だっけ、あ、ぱっつんエズラ・ミラー生きていたのか」とちょっとだけ驚いたり。前回がぱっつんが過ぎたのをどこか誰かがアレかと思ったのか今回はぱっつん薄らいでイケメンっぽくなっていた。本来のエズラさんは性別などおかまいなしでイケ散らかしてるのでまだまだオドついた根暗兄さんだけれども。こういう陰気キャラ苦手やから出自でグジグジ言ってるのが鬱陶しくてこいつのせいで魔法省が翻弄されてどうやのんて思っていたら一緒にいたインドネシア(実際はコリア)のおねーちゃんが私と同じこと思っていて言ってた。やっぱりこういうときに前を向きたがってるのは逆境で生きていた強い人やねんな。

 

前作より登場人物が増えてジェイコブとクイニーの悲恋が有耶無耶になってジェイコブがなぜか戻って魔法の世界にいちいち驚く笑かし役になってるのどうなのもっとニュートと絡まんかい、セネガルの純血がすごくいい血統って扱いはええなと思うけれどいろいろ場面がごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃ変わって話追いかけるのに精一杯でネッコとネッコが戦っているのは面白いし可愛いけどあんまピンとこおへんが、ゾーイ・クラヴィッツはうつくしーな、ってくらいの感想です。

 

グリンデルバルド役のジョニー・デップさんを見て最近見た映画のせいかデップはんに「日本にはAKIRAさんが演じた琥珀というおっさんがいてな…」と、片目義眼っぽいキャラ演出に対して驚異も何も、って思ってしまってん。

 

つまりな、1作めより話が込み入ってしまってピンとこない!!!

クリーデンスの出自、興味ない!大事なのはこれからの生き方だろ?(←CV松岡修造)

もっと魔法生物を見せろ!新しいのんケルピーとでっかい猫とそこそこでっかい猫くらいやん。でっかい猫可愛かった!

 

それにニュートあんなティナ好きやった?

ようわからへん…

まあ1作めと2作目の間に1作ぶんのなにかしらのエピソードがあったのかもしれない、JKさんそういう合間の話すぐ書きそう。

 

それぞれのキャラクターは感じ良かったのになあ。あと続きがある前提の2作目ってスター・ウォーズの帝国の逆襲(っていま言わんのやったっけ)くらい面白くないとあかんのやけどそこまでのインパクトがなく、ほんま散漫やねん。それなら早めに3作目作って公開したらええやん、1ヶ月後とか2ヶ月後くらいに。まだ3作目の見通し立ってないよね…

 

ふわっとしたまま終わって2年位待つよね…

 

3作目まで公開されてから見たほうがよかったかもしれないね。