相撲協会がツイッターアカウントでツイートを始めたその日からフォローするくらい、大相撲のことは好きだったんですけどね、最近はひどく荒れているなって、絶望しているところですが、その辺はもう、体質を改善しない限りは大相撲に対して興味を持たないことにしました。イライラするのもよくないしね。
それよりこの件で、倒れた市長の周りでは観戦に来ていた看護師の女性が駆け込むまで関係者である大の大人たちがオロオロするしかなかったのが一番問題。
私も同居人も救命講習を受けているので、こういう場面に出くわすと適切な行動を取れる知識がありますが(まず狼狽するかもだけど。その点さすが看護師さんだなと思った今回の件)、講習を受けたときに「なんでこういうことを中学校くらいで必修科目にしないのかな」と同居人の間久部や、やはり講習を受けている親友と話したものでした。
自分の行動範囲のどこにAEDがあるか頭に入れておくとか。コンビニはAEDを常備するとか。相当な費用がかかるだろうから現状は無理があるだろうけど。
実際AEDのあるところって開いている時間が限られているから始終使えるわけではないとか問題点があるのだけど、目に入ったときに場所を記憶しておくくらいはしたほうがいいかもね。大規模小売店とかで働いたり出入りしている人はそのくらいは把握したほうがいいかもね。
うちは母親が心臓に欠陥があるのでいざという時のために母親の住んでいるところの周りのどこにあるかは頭には入れています。昼間以外使えないけれど。
救命講習を受ける前からAEDの使い方は把握していたのだけど、使う前の段取りとかもあるから正しい知識が必要だし、今回の看護師さんが行った胸骨圧迫(心臓マッサージ)の速さ、強さの運動量からいって一人で行うのには限界があるので、交代要員は多いほうがよく、あとから駆け込んだ女性たち(看護師さんだったらしい)も正しい判断だと思いました。
私もああいう場面に出くわしたら土俵に駆け込むと思うけれど、パニクらないようにしないとなーと、動画だけどそういう場面を目にして思ったのでした。
胸骨圧迫と人工呼吸を交互にするのが理想的だけど、マウス・トゥ・マウスはかなり前に車の免許を取ったときは人形に向かって消毒液で唇を拭き取りながらマウス・トゥ・マウスの練習をしたものなのに、現在はそれは推奨されていません。感染症の心配があるからだそうで。
なので人工呼吸用のマスクを持っていなかったら無理に人工呼吸はしなくてよろしい、と指導されました。
救急救命士さんはプライベートでこういうものを持ち歩いていると教えられて、私も購入。いまは持ち歩いています。
でもこれもいざ使うとなると開けて開いて用意してって手間の間に呼吸停止している人の容態が悪化しそうだから胸骨圧迫をやめない、人工呼吸をするなら手早く行うというのが肝要…らしい。
神道の女性蔑視の風習や傷病人に対し心のない塩撒きとか*1今回のことには味噌がつきまくったけれど、正しい知識と行動力を持った人が生命の危機を救ったということに目を向けたら勉強になるケースでした。
どこでなにがあるかわからないから、オロオロするよりまず行動できる人になりたいね!